こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
32歳で留学して人生が変わりました。
社会人で留学するメリット
社会人で留学するデメリット
留学の学費や生活費について
ここだけの話ですが、留学したいなら行ったほうがいいです。
長い人生、やりたい事をやったほうがいいのではないでしょうか。
僕は留学して良かったですし、後悔はないです。
今回は、そんな僕の経験も踏まえて、社会人がオーストラリア留学することについて解説していきます。
この記事が、将来社会人で留学を目指す方の参考になれば幸いです。
目次
社会人で留学するメリット
社会人で留学する方は、メリットだらけです。
例えば、下記のような理由だからです。
英語を伸ばして活躍したい
新しいことを英語で学びたい
自分の専門性をさらに深めたい
色んな国の留学生に会って刺激を受けたい
少しリラックスして、自分に投資したい
この記事を読んでいる方は、日本の大学や短大を卒業後、社会人を数年経験して、成長したい方が多いと思うのです。
僕もシドニーでワーキングホリデー後、30歳で留学デビュー。
例えば、こんな感じです。
語学学校で3か月(30歳)
ビジネスカレッジで1年半(31歳)
大学院で1年半(32歳)
30歳超えても、成長できました。
ここから深く解説していきます。
語学学校ではケンブリッジ検定コース
英語の短期コースを考えている方は、資格(IELTS、ケンブリッジ検定など)を目標として勉強するのがいいです。
僕はケンブリッジ検定コースで資格を目標に勉強して、英語を伸ばすことができました。
日本で有名なTOEICもシドニーで勉強できるので、短期コースで集中して高得点を狙ってみるのもいいです。
スコアとして結果に残るので、どうでしょうか。
ビジネスカレッジではビジネス
留学できる期間が1年半ぐらいあるのでしたら、カレッジでDiplomaを目指してみるのもいいです。きっといい経験(刺激?)になるはずです。
僕はプライベートのカレッジでビジネスを学びました。Diploma of Businessを1年半で取得。
初めて英語で専門的なことも学べて、成長したし、自信もつきました。
そして、もっと良かったのは、
カナダ人、インドネシア人、マレーシア人、韓国人、中国人、フィリピン人、スイス人、スロバキア人などのクラスメイトと一緒に授業を受けて、
放課後にはカフェで話したり、ご飯を食べたり、アフタースクールを楽しんだり、彼らからは多くの刺激を受けて、学ぶことが出来ました。
だから時間的に余裕があれば、カレッジでDiplomaを目指してみるのも良い経験につながります。
大学院では会計学
専門性を身につけるのに、大学(院)を目指すのもいいです。
僕は専門性を身につけるために、大学院で会計学を学び、キャリアの土台を築きました。
もし将来的に現地就職や永住権を狙っているなら、大学か大学院で専門性を勉強するのがいいです。
例えば、学校の先生、正看護師、エンジニア、IT、会計など、たくさんの専門性があります。
どの専門性がいいかは、「永住権につながりやすい職業リスト」を調べて、逆算していくのがいいです。
例えば、
職業リストで興味ある職業を見つける → 会計に興味ある → 大学 (院)で会計の専門性を身につける
といった感じです。
専門学校で専門性を勉強する
ちなみに、「大学(院)はちょっとハードル高いなー」という方は、専門学校で専門性を勉強することもできます。
例えば、シェフ、保育士、電気技師、エアコンや冷蔵庫のエンジニア、メカニックなどの専門性を勉強して現地就職から移住につなげる選択肢もあります。
現地就職で実務経験も積める
現地で就職して、実務経験を積めるメリットがあります。
これは留学後の話ですが、実は卒業ビザ(働いても、勉強しても、何をしてもいいビザ)を利用して、現地就職につなげることも出来るのです。
僕自身も、大学院を卒業後、現地で就職しました。。かれこれ15年になりますが。
しかも、人手不足のオーストラリアでは、今がチャンスです!直ぐに現地就職ができるかもです。
そして、卒業ビザの期間も延長になる予定(2年も!)です。これはやるしかないです。
例えば、
学士は2年から4年
修士は3年から5年
博士号取得者は4年から6年の延長
といった感じです。
オーストラリア政府も留学生には長く現地で働いて欲しいのです。
ただ、対象になるのは、全ての専攻ではないので、詳しくは移民局からのアップデート待ちです。分かり次第、ここにアップデートしますね。。\(^_^)/
これによって、実務経験を積む期間が増えるので、履歴書にも、職務経験を長く書けるので、将来のキャリアにも有利になります。
例えば、オーストラリアで働いた、十分な職務経験と英語力があれば、日本に帰国する場合でも、外資系、グローバル企業からヘッドハンティングのお誘いがあるかと思います。
僕の友達は日本の外資系で働くことも出来ました。
だから現地で実務経験を積むことは、総合的に見ても、メリットがあります。
現地就職から永住権にもつながる
現地就職から永住権につながるメリットもあります。
留学して卒業後に、卒業ビザを申請、そこから現地就職。
例えば、ローカルの企業で2~3年働くことが出来れば(新しい卒業ビザの期間は4~5年の予定)、そこから永住権につなげるチャンスも広がります。
そこで、大切になってくるのは
需要のある専門性を選ぶ
ローカルの実務経験を積む
英語力を伸ばす
さらに深く解説していきます。
需要のある専門性を選ぶ
正確に言うと、需要のある、今後も伸びていく専門性を選ぶのが大切です。
例えば、今後5年で最も雇用の増加が見込まれる、永住権につながる職業とかです(2021~2026年)。
Aged and disability carers
Software and applications programmers
Registered nurses
Data and Systems Administrators, and ICT Security Specialist
Solicitors
Accountant
今後も伸びていく職業で、しかも永住権につながるので狙い目です。
とくにIT系、STEM教育、デジタル関連のビジネスはオーストラリア政府も推進しています。
参考記事:
ローカルの実務経験を積む
永住権はポイント制で実務経験は加算されるからです。
例えば、下記です。
自分の専門性に関連した実務経験が長ければ長いほど、有利になります。
できたら、日本で関連した仕事経験があれば、さらに有利です。
そして留学している時も、アルバイトやインターンで実務経験を積んでいくのが大切になるのです。
英語力を伸ばす
永住権はポイント制で英語力は加算されるからです。
例えば、下記です。
IELTSに置き換えると下記になります。結構ハードルは高いですね。
Competent English – IELTS 6.0
Proficient English – IELTS 7.0
Superior English – IELTS 8.0
(全てのコンポーネント General or Academic Traning)
大学(院)で勉強、卒業後できるレベルだと、IELTS 7.0はいけるかと思います。
個人的にはGeneral Traningのほうが、比較的簡単かな?
恐らく大変になるのは、ライティングだと思うので、早めにコツコツと勉強していくのがいいです。
参考記事
移民局のポイントテスト
社会人で留学するデメリット
例えば、下記のようなデメリットがあります。
職歴に空白期間ができる不安
留学の費用が高い不安
深く解説していきます。
職歴に空白期間ができる不安
留学して、専門性をつけて、英語力を上げることができれば、その空白期間は「決してブランク」ではないです。むしろアピールしてもいいことです。
さらに現地で就職して実務経験を積んでいけば、「職場で使えるスキル・英語力」も総合的に身につくので、さらにアピールポイントになります。
長い人生、数年間の空白期間(決して遊んでいる訳ではないし、、)は無駄にはならないし、自己投資として、成長できる自分に集中しても良いのではないでしょうか?
留学の費用が高い不安
オーストラリアで留学する場合は、学生ビザを取得するのですが、その学生ビザでアルバイトができるので、生活費や学費の足しになることは間違いないです。
例えば、
週20時間で働ける(学校がある時)
フルタイムで働ける(ホリデーの時)
あとは奨学金を狙ってみるのもいいです。
日本とオーストラリアの各大学では奨学金の制度があるので、そちらを調べてみるのがいいです。
過去の奨学金についての記事↓
ワーホリを利用するのもいい
もし30歳以下の方で、時間的に余裕があるのでしたら、ワーキングホリデーのビザ(ワーホリ)を利用して、1年間(延長して2~3年)でガッツリと稼ぐのもいいです。
オーストラリアの最低時給は$21.38 (約1988円)なので、日本からの貯金、ワーホリで稼いだ貯金、それらを合わせれば、1年目の学費にはなるかと思います。
いずれにしても、留学の費用が高い不安は分かりますが、「自分に対する投資」と考えれば、少しは前向きになるのではないでしょうか?
留学の学費や生活費について
オーストラリア留学の学費や生活費について解説していきます。
例えば、下記です。
大学や大学院の学費について
生活費(シドニー)について
ここから解説していきます。
大学や大学院の学費
平均の年間の学費は約3万ドル以上(約270万円)で、もちろん学費の高い、安い大学はあります。
そして、オーストラリアの大学(院)は履修する単位数に応じて授業料が発生します。
例えば、下記です。
1年に8units
大学だと24 units(3年)
大学院だと16 units(2年)
年に2ターム – 2月~6月、7月~11月
年に3ターム – 夏季ブレイクも履修すれば12月~2月
だから、1 unit = 約$3,750という感じです。。
Group of eight(有名8大学)
Group of eightのような有名8大学はどうしても学費がやや高いです。
例えば、下記がGroup of eight(8大学)です。
そして、平均の年間学費、Undergraduta (UG、学士) Postgraduate (PG、修士)は下記です。
やはり、高めの学費ですね。。
Group of eightもいいですが、僕からすれば、世界大学ランキングで使われてる、Teaching(指導内容)の部分を参考にして大学(院)を選ぶのもいいです。
研究のスコアが高い大学より、充実したTeaching(指導内容)のスコアが高いほうが、留学生にとっては嬉しいかと思うのです。
すみません、話はそれましたが、予算(学費)、Teaching(指導内容)などを参考にして大学(院)を決めるのもよいですね。
参考記事:
Tuition Fees for International Students
生活費(シドニー)
留学生の生活費(家賃込み)は年間で約2万ドル(月に$1400〜$2500 x 12か月)です。
そして、大学(院)のある州や地域によって生活費はまちまちです。
例えば、シドニーでも、北部(North)なのか、西部(West)、東部(East)、南部(South)によって、大きく変わってきます。
とくに家賃は地域で決まってくるので、しっかりと調べるのがいいです。
ということで、下記がざっくりとした家賃と生活費のまとめです。
家賃
ホステル・ゲストハウス – 週90~50ドル
シェアハウス – 週95~215ドル
キャンパス内 – 週110~280ドル
ホームステイ – 週235~325ドル
アパート – 週185~440ドル
ボーディングスクール – 年間$1万〜$2万ドル
生活費
食料品と外食 – 週140~280ドル
ガス、電気代 – 週10~20ドル
電話・インターネット – 週10~30ドル
公共交通機関 – 週30~60ドル
車(購入後)- 週100~260ドル
娯楽 – 週80~150ドル
1ドル=約93円 (2022年11月)
あと移民局は「今なら、学生ビザでもフルタイムで働いていいよー」と言っているので、今は生活費の足しにするチャンスですね。ただし2023年の6月までですが、、、
ということで、学費と生活費を足すと、年間で約5万ドル以上(学費3万ドル+生活費2万ドル)がかかるということです(約465万円)。
参考記事
まとめ
社会人でオーストラリア留学するのはメリットだらけです。
例えば、英語力をつけたい、新しい専門性を身につけたい、自分の専門性をブラッシュアップしたい、そして少しリラックスして、自分の成長のために頑張る。
海外で色んな留学生や人に会って、チャンスがあれば現地就職して、キャリア形成に役立ててもいいわけです。ほんとメリットだらけです。
学費や生活費は年間5万ドル以上と決して安くはないですが、長い人生、自己投資してもいいのではないでしょうか。
きっと人生が変わっていきます。僕の人生は留学して変わりました。
それでは長くなりましたが、今回はこれで失礼いたします。
チャンスがあればシドニーでお会いしましょう。。\(^_^)/