こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
オーストラリアに暮らして、19年になります。
「オーストラリアの物価は高くて、住むのは大変ですか?」とたまに聞かれます。
仕事があって、家賃や食費を抑えながら、生活していけば、それなりに充実した暮らしはできると思います。
ただ人によって「充実した暮らし」は様々だと思うので、定義は難しいですが。
それほど、お金なくても、まあ幸せを感じる人もいますし。。
ということで、今回は、僕の経験も踏まえて、高い物価のオーストラリアでの暮らしや生活水準について解説していきます。
この記事が、少しでもオーストラリアで暮らしたい人の参考になれば幸いです。
オーストラリアの物価は高いけど何とかなります
『衣・食・住』の費用を抑えて、働いていれば暮らしてはいけるからです。
まずは、『住』についてですが、ここが一番高い。
僕はシドニーのシティ近くの郊外、Kings Cross(キンクロ)とPotts Pointというエリアに9年ほど暮らしていました。
シドニーのど真ん中、Town Hallにも徒歩で20分ぐらいで行ける便利な場所。
オーストラリア人の友達にも『そんな家賃の高い場所で暮らしてるの~』と良く言われたのを覚えています。
当時から、僕はバイトもやっていたし、ほぼ毎日自炊だったので、節約していました。だからあまり高いってイメージはなかったのですが、、、何より便利でした。
家賃が高い地域と言われていても、その隣の地域は安かったりします。
例えば、僕の場合、Potts Pointは高い地域ですが、隣の地域であるキンクロは安いのです。
といのもキンクロはバーやストリップクラブなどがある『夜の繫華街』で東京でいうなら新宿にある『歌舞伎町』みたいな感じです。だから治安的にも良くはなかったです。
ただ、バックパッカーズなど安宿街でもあり、家賃が安いアパートも沢山ありました。
このように、『お気に入りの地域』があって、もし家賃が高いなら、その隣にある地域は安いかも知れないので、家賃を節約するためにも調べてみるのがいいですね。
例えば、
オーストラリアで有名な不動産のサイト、DomainやReal estate.comを使うと、地域ごとの家賃とかも簡単に見れます⇩
参考サイト:
Domain
あとはアパートに一人暮らしをせずに、シェアハウスなどに暮らすのが『節約への一歩』です。
ワーホリメーカーや学生がアパートに一人暮らしするのは、結構難しく。
不動産会社から、借りる時に、過去の賃貸の経歴、給料明細書などを聞かれることが多く、ワーホリメーカーや学生にはちょっとハードルが高いです。
ただ学生であれば、可能なことは可能ですが、、、長期で留学する方のみかと思います。
シドニーにあるシェアハウスだったら、週200ドルぐらいで、オウンルーム(トイレ、シャワー、キッチンはシェア)が借りられるので、ハードルは高くないです。
不安だったら、JamsやNichigo Pressなど日系の情報誌などにシェアハウスの募集の広告があるので、最初はそういった情報から始めるのがいいですね。
ネイティブが使ってる、Flat matesもいいですが、英語に自信がないとハードルが結構高いかもです。。。
衣食住の、『住』の部分を安く抑えることが出来たら、あとは何とでもなります。
『衣』の部分は、Big WやTargetやKmartなどに行けば服は安く手に入るし、あと僕は古着が好きなので、Salvos やVinniesなどに行けば、安く衣類などを手に入れることも出来ます。
『食』の部分は、ColesやWoolworthsや中華街のマーケットに行けば、食料品などは安く手に入ります。あとは基本は自炊で暮らしていけば、何とかなるものです。
その他には、携帯電話などは、オーストラリアでは格安Sim(amaysimなど)が多くあり、月20~30ドルで30~40Gデータ、国際電話120分までOKとかもあります。
交際費に関しては、人それぞれですが、できたら外食は避けて、友達の家でホームパーティーや外でバーベキューなどをやれば、安く抑えることが出来ます。
あとは、ワーホリビザや学生ビザで生活するなら、何かしらのバイトはやったほうがいいです。多少なりとも、現地通貨を稼いで、『衣・食・住』のために使うのがいいです。
多くのワーホリメーカーや留学生は、このようにして節約しながら、オーストラリアで暮らしていますよ。
最初の頃は、慣れるまで大変かと思いますが、これもオーストラリアの生活の一部だと思えば、良い経験になります。
何事もポジティブにとらえて、暮らしていくのがいいですね。そして生活も充実していきます。
オーストラリアの生活水準は高いから快適に暮らせる
労働環境も良くて、プライベートを大事にするからです。
僕はシドニーの現地企業で3社、合計で15年ほど働いていますが、
共通して言えることは、『プライベートを大事にする』ということです。
大企業の役員レベルやキャリア志向の方は、残業してバリバリと働くことはあるけど、それでも毎日という訳ではないです。
会社員の多くは、就業時間内で仕事を終えて、例えば9~5時で、後は自分の好きな事をして楽しみます。
たぶん日本にいたら想像しずらいかと思うのですが、オーストラリアで『仕事』はあくまでも『プライベート』を楽しむためにやること。
逆に、仕事ばっかりやっていると、みんなに『大丈夫?』と心配される。。。つまり働き過ぎはダメということです。
あとは有給休暇や病欠なども、取りやすい環境ではあります。
これは職種にもよりますが、オフィス系だったら、基本は有給休暇100%消化(年に4週間)だし、病欠も年に2週間あります。
病欠を取る時も、日本のように長々と説明して『申し訳ございません』と自分が悪い訳でもないのに、謝る必要はないです。
オーストラリアだったら、”I will take a sick leave because I have a cold.” と言えば、全てが完結します。
深く理由は聞いてこないし、聞くこと自体がパーソナルなので、タブーです。
仕事も勤務時間内に終わらせて、あとはプライベートを充実させるのが大切なので、何か趣味を楽しむ必要があります。
僕もオーストラリアに来てから、色んなことを始めましたが、最近ではサーフィン、キャンプ、トレッキングなどが好きです。
労働環境が良くて、プライベートを大事にするからこそ、オーストラリアの生活水準は高いし、快適に暮らせるのです。
YouTubeでも、オーストラリア人のプライベートの過ごし方(ビーチ沿いの散歩)を動画でも配信しているので、良かったらご視聴お願いいたします。
まとめ
オーストラリアの物価は高くて、節約しなければならない部分はありますが『衣・食・住』は工夫次第で抑えることができます。
働き始めるとオーストラリアの生活水準が高いことに気づくので、結構快適に暮らせると思います。
あとは趣味に打ち込むのも大切ですね。仕事はあくまでも、プライベートを楽しむためにやっていると思うのですよ。
色々と書きましたが、今回はこの辺で最後にします。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。