こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、タツヤです。
バックパッカーでオーストラリアに来て、最終的には会計士になりました。
この記事では、僕がどうやってオーストラリアで会計士の仕事を取得できたのか解説していきます。
この記事が将来オーストラリアで会計士を目指す人の参考になれば幸いです。
目次
バックパッカーからオーストラリアで会計士の仕事を取得した方法
- バックパッカーズで仕事経験を積む
- バイトで現地企業の仕事経験を積む
- 卒業して正社員になって会計士の仕事を始める
- 業界を変えて会計士としてキャリアアップする
ここから、深く解説していきます。
バックパッカーズで仕事経験を積む
バックパッカーズで仕事経験を積みました。
今となってはここでの仕事経験が役に立ちました。
シドニーに着いた時、キンクロ(Kings Cross)と呼ばれる安いバックパッカーズ(安いホステル)が集まる地域に滞在していて、
僕はその中でも韓国人が経営する、格安のバックパッカーズに泊まっていました。
無料のご飯やパンなどがあり滞在するのに居心地が良く、そのバックパッカーズに長く滞在していて働いてるスタッフともよく話しをしていて、そこから仲良くなっていきました。
その頃、ちょうど受付の人が辞めることになったので、彼らが僕のことをオーナーに話していて「受付の仕事をやってみないか?」と誘われました。
僕もちょうどワーホリで仕事を探していたので、受付の仕事を始めることにしました。
僕の場合はバックパッカーズの仕事でしたが、もし現地の仕事をゲットしたいなら、とりあえず働いているスタッフと話して仲良くすることが大切です。
例えば、カフェで働きたいなら、常連のお客になってスタッフと仲良くなって、口コミで仕事情報をゲットすることもできます。
バックパッカーズ、カフェ、レストランなどは個人経営でやっていることが多いので、ほとんどの場合は店内にあるポスターや働いている人からの口コミの情報で仕事があるかどうか分かるからです。
ここでの仕事経験が、次の仕事を得るきっかけになったのでとても大事なステップでした。
バイトで現地企業の仕事経験を積む
大学院に行っている時、バイトで現地企業の仕事経験を積みました。
学生の時は、SEEK (ジョブサーチエンジン) などで現地企業の仕事を探すことが大切です。
現地企業のほうが給料も有給休暇とかの条件もいいし、それに卒業後、バイトから正社員として採用されるチャンスもあるからです。
僕の時もそうでした。
最初はバックパッカーズで働いていたけど、もっと給料や条件のいいユースホステルで働きたかったので、SEEKを使って応募しました。
応募したユースホステルのマネージャーから電話がかかってきて、話している内容がよく分からなかったけど、なんとか面接の日程は理解できたので後日面接に行きました。
面接のことは緊張しすぎて良く覚えていませんが、上手く受け答えができなかったと思います。ただ結果的には、幸運にも受付の仕事を得ることができました。
あとで採用された理由を聞いたら、バックパッカーズの仕事経験があったのと、日本語のスキルがあったから採用したとの事。
バックパッカーズの仕事経験が役に立って嬉しかった。
ユースホステルで働いて、実務経験や受付のスキルを学ぶことが出来たし、同僚とは積極的にコミュニケーションをとって良い関係を作るようにしました。
そうすることによって、信頼を得ることが出来たかなと思っています。
ここで同僚からの信頼を得ることによって、次の仕事を得るきっかけになりました。
卒業して正社員になって会計士の仕事を始める
卒業後、バイト先から正社員になりました。
学生の時に、バイト先で正社員の募集がないか聞くことは大事です。
オーストラリアでは卒業してから実務経験がない状態で仕事を探すのは大変だからです。
大学院の勉強が終わって会計の仕事を探そうかと考えている時、バイト先のユースホステルで、たまたま経理アシスタントのポジションの空きが出て、上手い具合に就職のチャンスがありました。
社内で同僚からその話を聞いて、会計の仕事をやりたかったので面接に応募しました。
面接には僕以外に外部からの候補者もいたけど、僕は会社で働いていたのと上司や同僚を知っていたので、それが有利になり仕事を得ることができました。
学生の時から同じ会社でバイトをしていて、周りの同僚から信頼を得ていたことが採用の一番の理由だと思います。
ここから、僕の会計士としてのキャリアが始まりました。
業界を変えて会計士としてキャリアアップする
社会人になったらキャリアを考えて行動することが大切です。
そうしないと給料も上がっていかないし出世も難しいからです。
同じ会計の仕事でも業界によって給料の違いがあるので、もし給料の良い企業で働きたい場合は業界を考えた上でキャリアを作ることが大切です。
例えばユースホステルはホスピタリティ業界 (ホテルやレストラなど) で、給料はそれほど良くないですが、後に転職した不動産業界は給料は良いです。
学生時からインターンなどで実務経験を得るのであれば業界を考えることも大切です。
自分が好きな業界で働くのも良いですが、もし業界にこだわりがなければ、将来的に伸びる業界はどこかなと考えることも大切です。
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また大企業で出世することは難しいので (その分給料は良いけど)、中小企業から徐々に出世をしていき、ポジションが上がったところで給料の良い業界の下のポジションを選んで転職する。そうすれば給料の良い業界で働くことも可能です。
理想としては卒業後に伸びている業界の企業に入ることが大切です。
参考までにオーストラリアで給料の高い、低い業界のリストのリンクです。
やはり採鉱業、コンサル、建築、エンジニア、ITなどが強いです。
オーストラリアで仕事のキャリアアップについて
社会人になったらキャリアアップのために履歴書、SEEK、LinkedInのプロフィールをアップデートすることも大切です。
仕事経験や専門スキルをアップデートすることによって、経験のある「魅力のある人材」になり、リクルーターから連絡が来るようになります。
転職する場合はリクルーターと頻繫に連絡するので、良い関係を保つことも大切です。
もしリクルーターからの転職情報がないのなら、社内で異動が出来ないかHRに聞いてみるのもひとつの手段です。
オーストラリアでは社内で異動して仕事を変えることが良くあります。例えばカスタマーサービスから営業職に行くとかです。
もし今の業務ではキャリアアップが難しかったら、他にやりたい業務があるなど。
他の部署に異動できるかどうか?ポジションの空きがないかどうか?などをHR経由でリサーチしてみるのも大切です。
まとめ
どうでしょうか?
一番のポイントになるのは働いているスタッフや職場の同僚と話すこと。そしてネットワークを広げることです。オーストラリアでは知り合いや友達のコネで仕事を得ることがあるので、普段の仕事を通して信頼を築いていくのが大切です。
バックパッカーでオーストラリアに来ても会計士になれるので、これから海外就職や移住を目指す人も是非とも頑張って下さい。
この記事が少しでも役に立ってもらえれば幸いです。
最後にここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。