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【未経験でも大丈夫】オーストラリアのCPAになる方法

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オーストラリアCPAに興味があるけど、どうやってなれるのかな? 詳しく知りたいな?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

こんにちは、たつやです。

 

オーストラリアCPAです。

 

シドニーの大学院で会計専攻、卒業後は現地就職して働きながら、CPAになりました。

 

長かったですが、CPAになって良かったです。

 

この記事で分かること

CPAになる方法について
科目、費用、期間について
メンターとの実務経験について
メリットやデメリットについて
USCPAを目指すのもいい

 

僕の経験から、オーストラリアのCPAについて、解説していきます。

 

将来オーストラリアで会計士として働きたい人や会計に興味がある人の参考になれば幸いです。

 

それでは始めましょう!

 

オーストラリアのCPAになる方法

オーストラリアのCPAになる方法は下記です。

 

大学か大学院で会計を学ぶ
CPAに認定された学位を取る
CPAのAssociate memberになる
6科目をパスする (6年間の期限内)
メンターと3年間のWork experience (実務経験)
6科目と3年間のWork experienceが終了後にCPA

 

これとは別に、もし大学や大学院で会計を学んでいなくて、例えば、MBAを専攻しているとかで、それでもCPAになりたい場合は、CPAで用意されたFoundation examsを履修する必要があります (Foundation examsについては下記で説明しています)。

 

ちなみに、Associate memberになってからの、勉強のスタイルは、CPAからテキストが送られてきて、自学自習のスタイル、自分のペースで勉強していきます。

時間がない社会人には嬉しいですね。

 

ということで、ここからさらに深く解説していきます。

 

USCPAからオーストラリアの公認会計士になる方法【相互承認制度】もしUSCPAを持っているなら(これから取ろうかと考えてる人も)、相互承認制度を使えばオーストラリアで公認会計士になれるのです。それも、オーストラリアにある会計団体の二つもです。Chartered Accountant Australia and New Zealand (CA ANZ)とCPA Australiaです。とはいえ、二つ取得する必要もないですが、、、今回はUSCPAから相互承認制度を使ってオーストラリアで公認会計士になる方法について解説していきます。この記事が将来オーストラリアで公認会計士になりたい人の参考になれば幸いです。...

 

CPA科目について

4つの必修科目と2つの選択科目 (全部で6科目)になってます(2022年9月現在)

 

4つの必修科目

Ethics and Governance
Financial Reporting
Strategic Management Accounting
Global Strategy and Leadership

 

2つの選択科目(下記の選択科目から2つ選ぶ)

Australia Taxation
Australia Taxation – Advanced
Advanced Audit and Assurance
Financial Risk Management
Contemporary Business Issues
Digital Finance

 

2つの選択科目ですが、得意、不得意で選ぶのもいいですが、将来的に税理士で独立してみたい場合は、Australia Taxationの科目はいずれ取ることになるので、ここで取っておいてもいいですね。

 

そうではなく。もし一般企業で会計士として働くのであれば、どの科目を選んでもいいです。

 

僕は、Taxationは不得意なので、それ以外の科目を取りました。。\(^_^)/

 

ちなみに、Financial Reporting、Strategic Management Accountingは難しかったので、気合を入れて勉強しました。。

 

詳しくは、CPA Australia Program

 

Foundation examsについて

オーストラリアで会計専攻 (大学や大学院)ではなく、CPAに認定されない専攻や科目が足りない場合は、、残念ながら、

下記のFoundation examsの科目も終える必要があります (全科目とは限らないですが)。

 

Foundation examsの科目

Economics and Markets
Foundations of Accounting
Fundamentals of Business Law
Business Finance
Financial Accounting and Reporting
Management Accounting

 

あとFoundation examsを終えても、AuditingやTaxation LawをCPA Programの選択科目で取る必要があるかもしれません。頑張っていきましょう。。\(^_^)/

 

晴れてFoundation examsを終了後に、Associate memberになるわけです。

 

詳しくは、CPA Australiaに連絡して、Foundation examsでどの科目を取るべきか確認してみましょう。

 

詳しくは、CPA Foundation exams

 

費用について (2022年9月現在)

New members (年会費 AUD)

Application fee (一回だけ) – $190
Membership: Associate – $335
Membership: CPA – $745

 

CPA Program (コース代 AUD – 2022年)

Subject enrolment (early bird, 早割り) – $1190
Subject enrolment – $1340
Standard exam deferral (試験延期) – $340
Late exam deferral (試験延期) – $460

 

例えば、大学や大学院で会計を専攻した後、CPA Programを始める最初の年は下記のような費用になります。

 

2科目(半年に1科目)を取ると考えた場合

Application fee $190、Associate membership (1年間) $335、2 subjects enrolment (early bird 早割り) $1190 x 2科目トータルで、$2905 (約27万円、1AUD=約94円)

これが1年目、2〜3年目はApplication fee $190はかからないです。

 

Foundation exams (AUD)

Exam enrolment – $580
Extension fee (per month to a maximum of six months) – $75
Change exam appointment between 24 to 72 hours before scheduled exam – $44

No refund for enrolment cancellation (コース・キャンセルの払い戻しは無し)

 

例えば、CPAに認定されない場合は、Foundation examsの科目をいくつか取る必要があります

ここでは2科目 (半年に1科目) として、$580 x 2科目 = $1160 (約11万円、1AUD=約94円)

となり、この後にCPA Programのコースを始めることになります。

 

詳しくは、CPA fees

 

勉強の期間について

CPA Programは基本的には1年で2科目、6科目を終了するのに、3年かかります。

 

ただ、時間的に余裕がある方は、1年でCPA Programの全科目を終わらせることができます。

 

例えば、1セメスターに3科目、1年で6科目とかです。。。これは凄く大変ですが、、、

 

CPAから推奨されている学習時間は、各科目とも週10〜15時間の学習が必要です (ちなみに、1 semester = 約10週間)

 

上記のように目安の時間はありますが、あくまでも目安なので、個人の実力次第です。

 

恥ずかしながら、ここだけの話、僕は5年かかりました。。。(-_-;)

 

でも大丈夫です。CPAを勉強している優秀な同僚は1〜2年で科目を終えてました。

 

僕の場合、集中する時間があれば、もっと上手くいけたかも知れないと思います。

 

日本人の友達は3年(落とすことなく)でパスしてましたし、難易度は人それぞれで感じ方は違うので、どれだけ、集中して勉強できるかが、大切になってきます。

 

もし時間が取れるなら、例えば、1セメスターに2科目を取って、早めに終わらせるのもいいですね。。

 

メンターについて

3年間 (36か月)のWork experience (実務経験)をメンターと一緒に確認、僕の時はログブックにサインをしてもらい、終了となりました。

 

メンターとなる方は、自分の上司でもいいですし、他の会社に勤めている方でもOKです。

自分の上司でなくても大丈夫なのがいいですね。。\(^_^)/

 

僕のメンターは、入社時の上司だったのですが、その上司もリタイアしてしまい、結局は違うマネージャーにメンターの変更をしました。そういうことも起こりますね。。

 

ちなみに、パートタイムの仕事でもカウントされるので、学生時のアルバイトの経験 (経理バイトとか) も入れることができます。

 

ちなみに、その計算方法は、下記のようになってます。

(パートタイムの週の労働時間 ÷ 35 hours) x 何か月働いた = フルタイム (正社員)と同じ

 

メンターとは何をするの?Work experience

実際にメンターとのやり取りで、項目別にチェックをしていきます。

実務経験を積みながら、4つのカテゴリーで最低10個のスキルを証明する必要があります。

 

例えば、下記が4つのスキル・カテゴリーです。

 

4つのテクニカルスキル
2つのパーソナルエフェクティブスキル
2つのビジネススキル
2つのリーダーシップスキル

 

そこからスキル・カテゴリーがさらに分かれていて、その中から自分が「これは証明できそうだ!」と思うものを、選ぶのがいいです。

 

例えば、テクニカルスキルだったら、

僕ならFinancial accounting、Management accounting、Financial planning、Financial risk managementを選ぶといった感じです(経理部や財務部での実際の経験から)。

 

4つのテクニカルスキル (7つの中から選ぶ)

Auditing
Financial accounting
Financial planning
Financial risk management
Insolvency
Management accounting
Taxation

 

2つのパーソナルエフェクティブスキル (4つの中から選ぶ)

Demonstrating professional self-awareness
Building relationships and interpersonal skills
Communicating effectively in the workplace
Applying critical analysis and professional judgment

 

2つのビジネススキル (4つの中から選ぶ)

Understanding the regulatory environment
Using technology for business
Understanding the business environment
Applying business analysis and risk management

 

2つのリーダーシップスキル (4つの中から選ぶ)

Embracing ethics and good governance
Embracing diversity
Planning and innovative thinking
Problem solving and decision making

 

また、4つのテクニカルスキルは実務経験がないと時間がかかりそうです。

実務経験がないと、最初はアシスタントのポジションから始めると思うので、

なかなかFinancial accounting、Financial planning、Management accountingの実務経験には到達できないかと思います。

ただ、コツコツと頑張るしかないので、、急がば回れで頑張っていきましょう!!

 

詳しくは、CPA Australia Skills

CPA メンターについて

 

CPAどんなメリット、デメリットがあるの?

CPA Australiaになると、こんなメリットがあります。

 

168,000人以上の会員数で世界最大の会計団体
25,000人以上のシニア管理職が会員 (上司もCPA)
会計スキルだけでなくビジネスなどソフトスキルも身につく
400以上の世界中の有名企業と強い関係を構築・維持している

 

と、サイトには書いてあります。。

さすがにデメリットは書いてないですね。。(-_-;)

 

ここからは僕が思う、メリット・デメリットです。。

ステータスは上がる
転職に有利ではある
仕事と勉強の両立は大変
CAのほうがステータスは上か

 

ここから深く解説していきます。

 

ステータスは上がる

「仕事は何をしていますか?」と聞かれて、「会計士です」と言えるのが分かりやすくていいです。

まあ、厳密にいえば、会計団体に属してなくても、会社のポジション名で会計士と名乗ることは出来ますが、CPA (Certified Practising Accountant) Australiaになれば、名刺にも書いていいので、もっとオフィシャルになるのがいいですね。

あとは、会計団体に属していて、社会的な信用もあるので、書類や法定申告書 (Statutory declaration)もサイン(Certify) できます。

 

転職に有利ではある

会計士として仕事をして、転職しながら大企業を狙う場合、大体の求人募集にはCPA or CA (Chartered Accountant)のホルダーである条件、もしくは資格に向かって勉強中でも可能と、よく書いてあります。

もし将来的に転職してキャリアアップ(給料的にも、ポジション的にも)したいなら、CPAもしくはCAの資格は大切です。

と、、散々ここまで資格は大切だと言っていますが、、でも同僚は資格がなくても、大企業で会計士として働けているので (給料は分からないですが、、)、

 

仕事経験が大切だということが分かりますね。

 

僕の肌感覚では、8〜9割の同僚はCPAもしくはCAのホルダーです。

 

仕事と勉強の両立は大変

どれだけ集中して勉強する時間が取れるかが、大切になってきます。

前にも触れましたが、、僕は恥ずかしながら5年ほど時間がかかってしまいました。。

 

フルタイムで仕事をしながら、時には転職活動もして、勉強もやるのは、想像以上に大変でした。。(-_-;)

 

もし平日、週末と時間が取れるなら、勉強をして、テキストも1周やるのは当たり前、2~5周ぐらいやったほうが、僕にとってはしっかりと覚えられるので、そのぐらいの勢いで勉強したほうがいいです

 

当時は、オープンブックで試験会場でマークシート方式、ライティングもありました。

今はコロナの事もあり、試験会場ではコンピューター試験、もしくはオンラインでも可能となっています。

 

コンピューター試験になっても、恐らく時間が足りなくなるのは、今も同じだと思うので、ほぼテキスト暗記状態で挑むのが (試験中にテキストを見返す時間がないので)、合格へと近道だと思います。

 

少し本題から外れましたが、、勉強する時間はかかるので、僕の場合は1科目だけでも大変でした。。

頑張っていきましょう。。\(^_^)/

 

CAのほうがステータスは上か

これはCA(Chartered Accountant)の同僚とも話すのですが、資格の難しさはCAだと思います。

というのも、CAは監査(Auditing)や税法(Taxation)に力を入れていて、とてもテクニカルだからです。

 

一般的にはAuditingやTaxationは難しいといわれており、その影響もあってか、CA資格の取得は難しい。だからステータスは上?

 

また、多くのCAが監査法人を目指すので、例えば、Big 4の仕事経験があれば、その後の転職にも有利で大企業で働くこともできるのです。

なので、キャリアアップにも有利。そう言った意味では、ステータスは上かな?

 

とはいえ、、CPAは一般的な会社の財務部・経理部、CAは監査法人を目指す人が多いので、ステータスには関係ないかと個人的には思っています。。

 

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USCPAを目指すのもいい

実はUSCPAを目指すのもいいです。

 

Mutual Recognition Agreement (MRA) – 相互承認制度を使えば、USCPAからオーストラリアのCPAにもなりやすいからです。

 

もし、将来的にUSCPA、オーストラリアのCPAを目指すなら、下記の学校に参加するのもいいです。

 

前もってUSCPAがあれば、オーストラリア就職でも有利になります。

 

USCPAからオーストラリアの公認会計士になる方法【相互承認制度】もしUSCPAを持っているなら(これから取ろうかと考えてる人も)、相互承認制度を使えばオーストラリアで公認会計士になれるのです。それも、オーストラリアにある会計団体の二つもです。Chartered Accountant Australia and New Zealand (CA ANZ)とCPA Australiaです。とはいえ、二つ取得する必要もないですが、、、今回はUSCPAから相互承認制度を使ってオーストラリアで公認会計士になる方法について解説していきます。この記事が将来オーストラリアで公認会計士になりたい人の参考になれば幸いです。...

 

アビタス

アビタスだと「インプットは日本語、アウトプットは英語」という学習方法があり、短期合格を実現させています。

 

結果として、米国の予備校教材を利用して学習する1/3以下の時間での合格が可能。

 

日中は忙しく働いている人は、講義はオンラインでも視聴することができるので、開いた時間で、いつでもどこでも学習することが可能なのが嬉しいです。

 

今ならアビタスから無料でUSCPAの資料が請求できるので調べてみるのがいいですし、

オンライン説明会(無料セミナー)もあるので、参加して聞いてみるのがオススメです。

 

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CPA会計学院

CPA会計学院の公認会計士講座です。

 

ポイントになるのは下記です。

 

圧倒的な実績(2020年度実績:合格者359名、合格率37.1%)
・公認会計士平均合格率である10.1%を遥かに上回る37.1%という合格率
・徹底サポート
→CPAでは合格者講師が常駐していて、いつでも的確なアドバイスを受けることができる
→校舎でも電話でもメールでも、いつでも自由に相談できる
→相談は受付窓口が空いている時間だったらいつでもできる

 

今なら無料で資料請求もできるので、資料をチェックしてみてから、決めるのもいいです。

 

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資格の大原

有名な「資格の大原」でもUSCPAの勉強ができます。

簿記、税理士をはじめとするビジネス資格33講座を開講する資格の大原は、全国47拠点の教室通学・通信教育と受講形態も多様。

だから、「いつでも」 「どこでも」 「だれでも」 学習を始められます。

USCPA試験の合格者の声もあるので、良いアドバイスにもなりますね。

 

資料請求も無料なので、USCPAの資料を請求してみて、チェックしてみるのがいいです。

 

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まとめ

オーストラリアのCPAになる方法、科目や費用や期間について、メンターとの実務経験について、メリットやデメリットについて解説してきました。

大学や大学院で会計を学んだ方の、ほとんどはCPAかCAの資格を目指すので、将来的にキャリアアップしたいと思っている方は取得したほうがいいです。

僕はCPAを取得して良かったです。。\(^_^)/

それでは、今回はこの辺で失礼いたします。またお会いしましょう。