こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
シドニーの大学院を卒業しました。
この記事では、オーストラリア留学の奨学金について解説していきます。
ググってみると、多くの奨学金の情報があるので、僕なりにまとめて見ました。
この記事をきっかけに、オーストラリア留学を目指す人は奨学金の選択肢もあることを知って頂けたら幸いです。
目次
オーストラリア留学に使える奨学金
将来オーストラリアで大学や大学院に留学を目指しているなら、奨学金のことも考えた方がいいです。
奨学金と聞くと、「返済しないとダメなんでしょ?」と思うかもですが、
返済義務なしの奨学金もあるので調べてみる価値はあります。
大きく分けて奨学金は
日本の奨学金
オーストラリアの奨学金
と2つあり。
日本の奨学金は
➡給付型(もらうので返済しない)
➡貸与型(借りるので返済する、無利子や利子付)
オーストラリア奨学金は
➡Destination Australia
➡各大学独自の奨学金
となっています。
あとこれとは別に、
オンライン授業
学費を安くすることができる選択肢として、オンライン授業も考えてみるのもイイですね
などの選択肢があります。
ということで、ここから深く解説していきます。
日本の奨学金
日本の奨学金の場合は下記になります。
➡給付型(もらうので返済しない)
➡貸与型(借りるので返済する、無利子や利子付)
ただ一般的には、給付型の倍率は高く(成績優秀者など)、多くの方は貸与型で奨学金を借りるようです。
とはいえ、給付型から応募して、貸与型(無利子)なども応募するのがいいですね。
応募するだけは、無料なので。。\(^_^)/
給付型の場合
ググるといくつか奨学金の団体が出てきます。
日本政府奨学金
1.日本学生支援機構(JASSO – Japan Student Services Organization)
詳しくは、日本学生支援機構
例えば、日本学生支援機構には、下記のような支援があります。
海外留学支援制度(大学院学位取得型, Masterとかです)
2023年度の応募は → 2022年9月頃~10月中旬(毎年9月頃公表)
奨学金:月額8万9千円~14万8千円、授業料:年度250万を上限、支援期間2年(修士)、3年(博士)、採用人数:121名
詳しくは、海外留学支援制度
海外留学支援制度(学部学位取得型, Bachelorとかです)
2023年度の応募は → 2022年9月頃~10月中旬(毎年9月頃公表)
奨学金:月額5万9千円~11万8千円、授業料:年度250万を上限、支援期間4年、採用人数:45名
詳しくは、海外留学支援制度
海外留学支援制度(協定派遣)
学生の協定派遣留学。派遣先大学に8日以上1年以内の期間派遣するプログラム、地域別でオーストラリアは乙地区:7万円でした。他の国もあるので、調べてみるのがいいですね。
詳しくは、海外留学支援制度
2.海外留学支援サイト
はじめて留学を目指す方はチェックしたほうがいいサイトです。有益な情報がたくさんあります。
詳しくは、海外留学支援サイト
3.トビタテJAPAN
海外の大学、大学院に進学したい方のためのお役立ち情報をまとめて紹介しているサイトです。
詳しくは、トビタテJAPAN
→2023年度から2027年度までの5年間の実施について。大学生、高校生などが対象です。
→次期トビタテ!留学JAPAN(2023~2027年度)の実施が決まりました!詳しくは上記のリンクからご覧ください↑
民間・公益団体の奨学金
アメリカやイギリス留学に対しての奨学金が多いけど、とくに指定されていない国の奨学金で、オーストラリア留学もいけそうな奨学金を抜粋しました。
たくさんの財団や団体があるので、全部に応募してみるのがいいかと思います。
基本的には給付型のみを抜粋しました。
CWAJ海外留学奨学金カレッジ・ウイメンズ・アソシエーション・オブ・ジャパン
貸与型の場合
貸与型には、無利子と利子付で借りられる二つがあります。一般的には学校を卒業してからお金を返済していきます。
例えば、貸与型でお金を借りて、オーストラリア留学して、卒業後に現地で2~3年ぐらい働けば、貯金は結構できると思うので、貸与型もいいですね (狙いは給付型ですが)。
ちなみに、第一種と第二種の違いは
第一種(無利子)
第二種(利子付)
となっています。
海外留学のための貸与奨学金(返済必要)
→学位取得のための長期留学をする人を対象とした貸与奨学金です。
詳しくは、日本学生支援機構
例えば、下記の奨学金です。
第二種奨学金(海外)
→学位(学士号、修士号、博士号)取得を目的に、海外の大学・大学院へ進学を希望する人のため
詳しくは、第二種奨学金(海外)
第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)
→給付奨学金に採用されて、さらに奨学金が必要な人を対象としています。この場合は貸与型奨学金です(無利子)。
詳しくは、第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)
第二種奨学金(短期留学)
→国内の学校に在学中に、海外の大学・大学院・短期大学へ3か月以上1年以内(ダブルディグリープログラムの場合は2年以内)の短期留学を希望する人を対象とした貸与奨学金です (利子付)。申し込みには在籍している学校の校長の推薦が必要です。
大学 → 2万円~12万円の選択制
大学院 → 5万円~15万円の選択制
詳しくは、第二種奨学金(短期留学)
第一種奨学金(海外協定派遣対象)
→給付奨学金に採用されて、給付期間が3か月以上、当該奨学金の給付を受けてもなお、経済的支援を必要とする人を対象とした貸与型奨学金です(無利子)。
詳しくは、第一種奨学金(海外協定派遣対象)
オーストラリアの奨学金
Scholarships(好成績の学生が貰える奨学金)と
Bursary(経済的に奨学金が必要、あとで返済が多い)
のタイプがあります。
オーストラリア政府の奨学金
1.Australia Awards Scholarships
➡発展途上国からの留学生に対しての奨学金で、日本人には適用されないです。
詳しくは、Australia Awards Scholarships
2.Destination Australia
デスティネーション・オーストラリア奨学金 (2022年)
➡この奨学金は簡単に言うと「地方・遠隔地にある学校」に通う場合に申請できる奨学金です。申請は教育機関への直接申請となります。
➡年間最大15,000ドル支給の奨学金
➡約380人の学生が2022年に参加
地方で学びたい方は下記のリストから、どの地域にある学校か調べることができます。
詳しくは、地域のリスト
例えば、Coffs HarbourにあるSouthern Cross Universityがあります。Coffs Harbourはホリデーで人気の地域なので、静かに勉強したい方にはとても良い地域です。
入学査定に合格したらもらえる奨学金
下記の5つの大学は、入学査定に合格すれば、全員がもらえる奨学金を行ってます。
例えば、
南オーストラリア大学 (奨学金によって授業料15~25%オフ)
マッコーリー大学 (Regional scholarship: 年間$5,000、2022~23年の期間、その他に沢山の奨学金があります)
マードック大学(授業料20%オフ、2024年8月まで)
エディスコーワン大学(授業料20%オフ、2023年8月まで)
オーストラリアン・カソリック大学 (ディスカウント、2023年9月から、成績優秀者)
大学独自の奨学金
オーストラリアにある大学独自の奨学金を下記に比べてみました。
もし自分の行きたい大学・大学院が下記にない場合は、自分で調べてみてください。
キーワードは、行きたい大学名 Scholarship でググればOKです。
僕が留学した時のように予算はないけど、留学したい、現地就職したい、移住したい、という人には卒業資格が重要だと思うので、安い学費(だけどしっかりしている)の大学も選びました。
CQ University
International Student Scholarship (ISS)
授業料免除率: 25%(年学費 $33,000だったら $8,250の奨学金)
対象コース:English Language + Academic; VET; Undergraduate; Postgraduate (Course work); Postgraduate (Research)
条件:Minimum overall grade average of 65% or equivalent; or GPA of 4.9 (7 point scale*); or Minimum GPA of 2.6 (4 point scale with 2 as the minimum passing grade)
詳しくは、CQ University
University of Sydney
Sydney Scholars Awards
奨学金:Up to $6,000
対象コース:undergraduate degree
条件:Domestic or international student、優秀な成績を修めた学生(ATAR 95 to 99.85)
A honours studies scholarship
奨学金:Up to $6,000
対象コース:honours program
条件:International studentsで同大学のUndergraduate終了した学生
Vice-Chancellor’s International Scholarships Scheme
奨学金:Up to $40,000
対象コース:bachelor’s degree or a coursework master’s degree、CRICOS registered award program
条件:international studentで優秀な成績を修めた学生
詳しくは、University of Sydney
University of New South Wales
International Student Award
奨学金:15%オフ
対象コース:全て
条件:低所得者や発展途上国の学生
International Scientia Coursework Scholarship
奨学金:学費全額もしくは年間$20,000を最低コース期間
対象コース:全て
条件:優秀な成績を修めた学生、リーダーシップや他のスキルも優れている
Australia’s Global University Award
奨学金:1年間$10,000、もしくは$5,000
対象コース:全て
条件:優秀な成績を修めた学生
UNSW Global Academic Award
奨学金:1年間$10,000、もしくは$5,000
対象コース:全て
条件:優秀な成績を修めた学生でUNSW Global Foundation Studies programを終了した方
University of New South Wales大学の奨学金サイトでは『どんな奨学金』が貰えるか調べることができるので便利です。
詳しくは、UNSWの奨学金サイト
Griffith University
International Student Academic Merit Scholarship
20%オフ(優秀な成績を修めた学生)
International Student Academic Excellence Scholarship
25%オフ(優秀な成績を修めた学生)
Remarkable Scholarship
50% (優秀な成績を修めた学生)
詳しくは、Griffith University
RMIT University
RMIT Foundation Studies Bursary、2022年の授業料20%オフの奨学金
詳しくは、RMIT Foundation Studies Bursary
Swinburne University of Technology
Swinburne International Excellence Pathway Scholarship
→ 授業料$2500 から $4000ドルの免除
Swinburne Undergraduate Academic Excellence Scholarship
Swinburne Postgraduate Academic Excellence Scholarship
George Swinburne Postgraduate STEM Scholarship
→ 授業料最大30%オフ
詳しくは、Swinburne University of Technology
オンライン授業で学費を節約する
オンラインなので学費も安くなり、学生ビザの制限もないから、例えば一学期に2科目だけ履修して勉強、余った時間で仕事やバイトも頑張ることができますね。
オーストラリア国内に学生ビザでいると、1セメスターで4科目ほど履修しないといけないので、、しかもバイトもやると、時間的に大変になります。
ということで、オンライン授業で時間や学費を節約するのもありですね。
ただし、オーストラリアの国境は開いているので、オンラインはいつまで続くか分かりませんが、、、
オンライン授業で学費が安くなっている大学は下記です。
The University of Queensland
COVID offshore rebate – STUDENTS – Fees / Costs
12.5%オフ – セメスター2、2022年
5%オフ – セメスター1、2023年
Griffith University
Online Programs
詳しくは、Online Programs
COVID-19 Student Support Package
詳しくは、Griffith University
Deakin University
COVID bursary、2021~2022年入学で25%オフ(オンライン学生のみ)
詳しくは、COVID bursary
CQUniversity
Online Study for Internatinal Student
フルタイムでもパートタイムでもOK。学生ビザの影響を受けない。
詳しくは、CQUniversity
Charles Sturt University
一科目からの履修もOKなオンライン授業はフレキシブルですね。
オンラインで通える大学や大学院は結構あるので、
随時ここに更新していきます。。\(^_^)/
まとめ
留学するための奨学金を得ることができたら、勉強でも、生活でも、かなり助かるので、日本の奨学金、オーストラリアの奨学金を前もって調べておくのがいいです。
そして、ダメ元でもいいので応募してみるのが大切かと思います。
この記事が、奨学金やオンライン授業についての参考になれば幸いです。
僕の人生は留学して変わったので、きっと人生は変わりますよ。。\(^_^)/
それでは、今回はこの辺で失礼します。