こんにちは、たつやです。
シドニーで転職して、人生が楽になっていきました。
先日、こんなツイートをしました。
シドニーの転職エージェントに良く言われるのは、
「前の会社に5年も働いてたの、結構長いね」
ましてや10年とか同じ会社で働いてたら、何で転職しないのと聞かれる。
仕事に対する考え方の違いが興味深い。 https://t.co/ybmkPXHmYa
— Tatsuya@Sydney🇦🇺 (@tatsuya_maeda) August 21, 2019
シドニーで会計士として約13年、過去に2回転職しています。
転職エージェントに言わせれば、一年以内で転職する人も沢山いるから、僕はかなり少ないほう。
日本だと「仕事が長続きしないのはいかん!」と言われそうですが、、(汗)
オーストラリアでは『転職=給料アップ』の考えがあるので転職は本当に多いです。
今回は、僕の経験も踏まえて、オーストラリアの転職や働き方について解説していきます。
この記事が少しでも海外就職を考えている人の参考になれば幸いです。
目次
オーストラリアで働くなら転職しなきゃ損だよ
シドニーで働いて思うのは、転職はかなり普通だということ。
僕が日本にいた時は「石の上にも三年」とか言われてたけど、、、
そんなことは関係なく、周りはどんどん転職していってる。
ここオーストラリアでは、下記が転職しやすい理由だと感じてます。
会社への忠誠心はないから
個人のスキルや給料アップが大事だから
同僚が転職情報を教えてくれるから
転職で会社経験がキャリアに大切だから
転職エージェントが仕事を探してくれるから
ここから深く解説していきます。
会社への忠誠心はないから
オーストラリアで会社への忠誠心がある人はほとんどいない。
日本だと新卒で入社して一から仕事を教えてもらって成長していくから、会社への忠誠心が芽生えていくと思うけど、
オーストラリアでは新卒の一括採用はなく、中途の経験者が採用されるから仕事を教えながら新人を育てることはないです。
今まで働いてきて、未経験OKで入社した新卒は見たことがない。
ほとんどの同僚は中途採用で、1~3年ぐらい働いて転職していく。
僕は、今の会社に3年ぐらい働いているけど、後から入社した同僚のほとんどが転職していった(次は僕の番かな、、、)
いい仕事の機会があればそれを逃さない、、、会社に忠誠心があったら、そのフットワークの軽さは生まれない。だから会社への忠誠心はないのです。
個人のスキルや給料アップが大事だから
個人のスキルや経験を上げていかないと給料や待遇が上がっていかない現実もあります。
もちろん同じ会社で働いて成長しつつ、給料も上がっていけばいいのですが、、、
僕の経験から、それは結構難しいと思う。
新しい職務やプロジェクトをまかされて、スキルや経験は上がっていくけど、なかなか給料は比例して上がってはいかない現実。
会社としても、同じ役職での給料大幅アップはかなり難しいのです。
だから自分の市場価値を知ることが大切で、転職エージェントを利用して、自分の仕事経験と専門スキルに対しての給料が正しいか知ることは大切です。
自分の市場価値が会社の評価より上だったら、辞める覚悟で給料の交渉をしたほうがいいです。
経験上、交渉により給料が上がることが結構ある。僕は過去に1,000ドルから10,000ドルぐらい上がった。結局は交渉次第です(もちろん自分の価値は提供するけど、、、)
もし交渉で給料が上がらないのなら、転職したほうが良いです。
同じような仕事をするのなら、給料や待遇が良いほうがいいし、新しい職場でスキルや仕事経験を身につけたほうが、自分の市場価値を上げることもできるので、
そこからスキル+経験アップ、そして給料アップに繋がるからです。
同僚が転職情報を教えてくれるから
同僚と職場で転職の話しをしたり、良さそうな求人情報がでたら同僚が教えてくれたりします、、、(笑)
転職の話は、職場でも話せるほど気楽なものと考えられています。
僕も同僚から仕事を紹介されて、面接に行ってジョブオファーをもらった事があります。
ジョブオファーをもらって辞める覚悟で会社と給料交渉をしたおかげで、給料を上げることができました。
給料交渉が上手くいかなかったら、同僚が紹介してくれた会社に転職していた。同僚や友達とのコネで仕事の紹介は結構あるから普段の会話も大事です。
職場では積極的に話して人脈を広げたい、アンテナを張っておくことが大事です。
そうすれば同僚から転職情報を教えてくれることがあるからです。
転職で会社経験がキャリアに大切だから
転職で多くの会社経験をしたほうがキャリアには大切です。
職務年数はそれほど関係なく、会社から得た仕事経験や実績がキャリアの方向性と合っていることが大事です。
自分の専門スキルで「この業務もできるし、あの業務もできる」という多くの引き出しを作ることは大切です。
転職エージェントは、個々のスキルセットが雇用主の求める人材とマッチングしているか見るので、多くのスキルがあると転職に有利なのです。
僕も会計士として3社を経験しているけど、前の会社で仕事経験や実績を積んで、キャリアを徐々に作っていきました。
同僚も同じ業界内の競合他社を転職しながら、仕事経験や専門スキルを上げていき、キャリアを形成しています。
だから転職で多くの会社経験をして、仕事経験や実績を作っていきキャリアアップしていけば、将来的にも重宝される人材になるから大事なのです。
転職エージェントが仕事を探してくれるから
オーストラリアには約7300の転職エージェントがいて、登録しておけば自分に合った仕事をエージェントが探してくれます。
しかも無料で探してくれるので登録しておいても損がない。
僕は複数のエージェントと登録していて、仕事を探している時は、エージェントと良く話をしています。
ただエージェントも忙しいので、こっちから積極的に連絡するのが良いです。
エージェントとの転職の流れは下記です。
◦Seekなど求人サイトから仕事の応募をする
◦エージェントから電話がかかってくる(ないことが多い、、、)
◦エージェントと面接して登録する(すでに登録してる場合は面接はない)
◦エージェントが履歴書を雇用主に送る
◦雇用主が気に入れば面接をする(大体は2回程面接がある)
◦エージェント経由で合否を知らされる
これとは別に、会社のHR(人事部)からSeekなどの求人サイトに直接募集していることもあるので、その場合はエージェントに関係なく応募できるので面接の工程が早く進みます。
つまり、これだけエージェントが充実しているので転職もしやすい、だから転職はやらなきゃ損なのです。
まとめ
オーストラリアでは転職が普通です。
僕は今の会社で3年目ですが、後から入社した同僚のほとんどが転職していきました。
働いた期間が短くても、より良い条件の仕事に転職していくのは、良いことだと考えられています。
転職によって充実した生活が送れるなら、素晴らしいですね。
今回はここで最後になりますが、ここまで読んで頂いてありがとうございました。