こんにちは、たつやです。
先日、西オーストラリア州指名移住プログラムが変更になりました。
今回の記事では、プログラムの何が変更になったのかを解説していきます。
プログラムの変更って何?
どのビザが関係あるの?
どうやってとる?
この記事が将来的に西オーストラリアに移住したい方の参考になれば幸いです。
なおYouTubeでも熱く話しているので、動画でもご視聴できます。
プログラムの変更って何?
例えば、下記です。
□申請料の無料(従来だと$200程度)
□国内候補者と海外候補者の招待の順位の平等化(ただ西オーストラリア州だと有利)
□西オーストラリア州の建築・建設産業部門の職業を持つ候補者の雇用条件を緩和
□西オーストラリア州の産業部門において重要となる職業の優先的な招待
例えば、重要となる職業は下記です。
建築・建設
教育・訓練
医療・社会福祉
ホスピタリティ・観光業
上記からも分かるように、西オーストラリア州では建築・建設ワーカーの需要が高いです。
例えば、下記のような職業
建設系のお仕事→エアコンや冷蔵庫のメカニック、建築家、レンガ工、ビルのエンジニア、大工、土木技師、建設プロジェクトマネージャー、電気技師、配管工、測量士などなど
参考サイト:詳しくはWA州の職業リストから
日本で建築・建設の経験やスキルがある方は、西オーストラリアにワーホリや留学で現地就職を狙ってみるのもいいですね。
意外と簡単に現地就職ができるかもです。
ちなみに、2023年7月1日以降、西オーストラリア州指名移民プログラム(State Nominated Migration Program)に申請する方が上記の対象となります。
どのビザが関係あるの?
具体的には下記のビザです。
Skilled Nominated (s190) →永住権
Skilled Work Regional (s491) →5年田舎に滞在、3年後に永住権の申請
しかもこれらのビザはポイントテストで追加ポイントをもらえるのでお得でもあります。
Skilled Nominated (subclass 190)→5ポイント
Skilled Work Regional (subclass 491) →15ポイントも
どうやってとる?
そして上記のビザには2つのstreamがあります。
□General stream(スキルある社会人)
□Graduate stream(留学生で学校卒業後)
General stream(スキルある社会人)
General streamの候補者は、以下の項目に従ってランク付けされます。
1. 現在西オーストラリア州在住
2. オーストラリア国外または他の州・準州に居住している
3. 西オーストラリア州の優先産業分野の職業(順不同)
建築・建設
医療・社会福祉
ホスピタリティ・観光業
教育・訓練
4. その他の西オーストラリア州産業部門の職種
5. EOIの最高得点順
6. 最も古いEOI提出日順
Graduate stream(留学生で学校卒業後)
Graduate streamの候補者は、以下に従ってランク付けされます。
下記の資格が対象
Higher education graduates(大学や大学院)、もしくは
Vocational education and training (VET) graduates(専門学校とか)
1. 現在西オーストラリア州在住
2. オーストラリア国外または他の州・準州に居住している
3. 西オーストラリア州の優先産業分野の職業(順不同)
建築・建設
医療・社会福祉
ホスピタリティ・観光業
教育・訓練
4. その他すべてのWA州産業部門の職種
5. 西オーストラリア州で博士号または修士号を取得 (大学や大学院)、 もしくは西オーストラリア州で上級ディプロマ(advanced diploma)・レベルのVET資格修了 (専門学校とか)
6. 西オーストラリア州で優等学位(Honours degree)またはその他の高等学位を取得、もしくは西オーストラリア州でディプロマ・レベルのVET資格を取得
7. 西オーストラリア州にて学士号取得、もしくは西オーストラリア州でサーティフィケートIIIまたはIVレベルのVET資格を取得
8. EOI最高得点順
9. 最も古いEOI提出日順
ちなみに高い学歴のほうが有利ではあります。
統計によると
Graduate Streamの最大75%が高等教育修了者である(大学・大学院卒)
Graduate Streamの最大25%はVET卒業生を推薦する(専門学校卒)
ということで、今回は2023年7月1日以降に申請されるWA州指名移民プログラム(State Nominated Migration Program)が変更になり、西オーストラリア州にますます移住しやすくなった解説でした(とくに建築・建設系の経験ある方は有利)。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。