こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
20年ほどオーストラリアに暮らしていますが、永住権をとって良かったです。
オーストラリア永住権をとるメリットについて
国民年金がもらえる
国民健康保険がある
給付金や失業手当等がある
オージーとほぼ同じように働ける
実際はもっとメリットがあるのですが、長くなってしまうので、今回は上記にしぼって解説していきます。
この記事がオーストラリア永住権をとること、そしてどんなメリットがあるのか知りたい人の参考になれば幸いです。
YouTubeでも熱く解説しているので、よろしければご視聴お願いします。
目次
オーストラリアで永住権をとるメリットはこれです
オーストラリアで永住権をとるメリットは下記です。
国民年金がもらえる
国民健康保険がある
給付金や失業手当等がある
オージーとほぼ同じように働ける
ここから深く解説していきます。
国民年金がもらえる
下記の条件で年金がもらえます。
基本は67歳から
永住権がある(もしくは市民権)
過去10年間オーストラリアに暮らしている
3つのテスト(居住、収入、資産)により金額が変わる
ということで、条件はそんなに難しくないですね。
あと、オーストラリアは日本の国民年金とは違い、積み立て式にはなっていないので、今まで払っていなくても一定の金額はもらえるのが強みです。。\(^_^)/
具体的な金額は下記です。
一人の場合(シングル)→ $1,064(4週で$2,128 – 約19万円の年金)
夫婦の場合(カップル)→ $1,604(4週で$3,208 – 約29万円の年金)
AUD1ドル=90円として計算
参考サイト:Services Australia (How much you can get)
3つのテスト(居住、収入、資産)って何かな?
3つのテスト(居住、収入、資産)については下記です。
居住(Residence rules)
合計10年以上オーストラリアに居住している必要があり、このうち少なくとも5年間は、居住を中断していないことが必要
収入(Income test)
自分とパートナーの収入源やSuperannuation(厚生年金)などの金融資産も査定して、トータルの収入リミットを超えないことが必要
海外からの移民のおかげで人口も増え続けているので、日本のような深刻な少子高齢化はそれほどないようです(高齢化はありますが、、)
だから国民年金はメリットなのです。
厚生年金(Superannuation)がもらえる
しかも年率が2025年まで毎年上がっているので、企業からの支払いが多くなって、僕らの年金が増えていきます。
例えば、下記のようにです。
2023年 10.5%
2024年 11%
2025年 11.5%
2026年 12%
個人の年収によりますが、ざっと生涯でこのぐらいの金額がもれえるようです。
年齢 | 平均スーパーバランス – 男性 | 平均スーパーバランス – 女性 |
45-49 | $224,200 | $146,400 |
50-54 | $274,700 | $173,700 |
55-59 | $330,700 | $205,800 |
60-64 | $322,200 | $246,900 |
参考サイト:Australian Super
これは日本でも一緒ですが、オーストラリアの厚生年金はなかなかいいですね。
ただ、この金額が多いと国民年金の受給額が下がりますが。。。
国民健康保険がある
国民健康保険があるのは大きなメリットです。
基本は無料だけど(最近は初診で$50ドルもある)
手術は待つけど無料でいける
ただ歯科費用はカバーされないので別途
参考サイト:Local Search
日本の国民健康保険ほど素晴らしくはないですが、それでも安く(無料も多くある)診断してもらえるのは嬉しいです。
ちなみに妻の出産費用も無料でした。
最近だと新しいお医者さんに診てもらう時は費用がかかるので、オーストラリアでは健康に気を使って、風邪ぐらいは自分で治す人が多いです。
給付金や失業手当等がある
例えば、僕が今までに頂いた給付金や補助金は下記です(失業手当以外)
初期住宅購入で助成金
家族扶助費
保育補助金
失業手当
初期住宅購入で助成金
First Home Owner (New Home) Grantと呼ばれています。
初めて新しい住宅を購入する方は1万ドルの助成金をもらえます。
家族扶助費
オーストラリアで子供が生まれるとCentrelinkから金融的なサポートがあります。
僕らも隔週でずーっと銀行に入ってきます(約200ドル)。
保育補助金
Child Care Subsidyと呼ばれています。
オーストラリアの保育園は高いので、補助金がないと結構大変です。所得によって違いますが世帯年収が8万ドルまでなら、90%補助されます。
失業手当
JobSeeker Paymentとも呼ばれています。
下記が条件となっています。
22歳から67歳(年金をもらえるまで)の間
3つのテスト(居住、収入、資産)
失業もしくは雇用形態が変わり仕事を探している
病気や怪我もしくは短期間の勉強している
もらえる金額はパートナー、子供、過去2週の収入、個人の状況によって変わってきますが、基本は下記になります。
シングル(子供なし)隔週$693ドル(約6万2千円)
シングル(子供あり)隔週$745ドル(約6万7千円)
パートナー 隔週$631ドル(約5万6千円)
参考サイト:Service Australia 失業手当
これ以外にもベネフィットは沢山あるので、世帯収入や家族構成によっても変わってくるので、Centrelinkのホームページで調べることをお勧めします。こちらから申請しないと、もらえないのです。
オージーとほぼ同じように働ける
例えば、下記があります。
求人サイトでも市民権か永住権保持者の求人が多い
Public Services(公共事業)でも働ける職種もある
Armed Forces(軍隊)は永住権では参加できない
選挙権も永住権では投票できない
なかでも意外なのは永住者でも国のお仕事(NSW government)に就けることです。
例えば、NSW Health Pathology(病理診断)では会計士のポジションも募集していました(永住者でもOK)。
僕の友達も永住者でTrasport Sydney Trainsで働いているし、公務員(?)に興味ある方は調べてみて応募してみるのがいいです。
オーストラリアでは公務員の給料は良いので、、\(^_^)/
まとめ
今回は永住権をとるメリットについて解説していきました。
僕は永住権をとってから何不自由なく暮らしているので、永住権をとるメリットは100%お勧めです。
だからチャンスがあれば目指してみるのがいいです。きっと後悔はしないです。
ということで今回はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。