ワーホリ・留学

7月1日からオーストラリアで就労できるビザの条件変更のまとめ

 

こんにちは、たつやです。

 

先日こんなツイートをしました。

 

 

そうなんです。

 

2023年7月1日から就労できるビザの条件が変わるので、この記事にまとめてみました。

 

例えば、こんなビザが対象です。

 

ワーホリ
学生ビザ
卒業ビザ
就労ビザ

 

将来的にオーストラリアでワーホリや留学で働こうと思っている方、留学後に現地就職して働こうと思っている方の参考になれば幸いです。

 

またYouTubeでも熱く語っているので、宜しければご視聴お願いいたします。

 

7月1日から就労できるビザ条件変更のまとめ

7月1日から下記のビザの条件が変わります。

 

ワーホリ
学生ビザ
卒業ビザ
就労ビザ

 

ここから解説していきます。

 

ワーホリ

2023年7月1日から、一雇用主の下で就労できる期間が6か月に戻ります(現在は1年間OK)。

 

ただ例外として、働き始めたのが7月1日以前だったら、そこから1年間でも同じ雇用主の下で働いてもOKです。

 

移民局のサイトでも下記のように書いてあります。

 

2023年7月1日以前に行われた労働は、6ヶ月の制限期間に算入されません。 つまり、2023年7月1日以降、WHMは、2023年7月1日以前に同じ雇用主の下で働いていたとしても、最大でさらに6カ月間、どの雇用の下でも働くことができる

移民局のサイト:Working Holiday Maker (WHM) program

 

ということで、もし1年間を同じ雇用主の下で働きたい方は、7月1日以前に就労をスタートすればいいのです。

 

学生ビザ

2023年7月1日から2週間で48時間の就労制限に戻ります(6月30日までは無制限)。

 

ただ通常通り、学校が休みの時(夏や冬休暇など)は無制限で働けます。

 

また5月9日時点で、すでに介護系の仕事に携わっているなら(Aged care sector)、この変更の時期が2023年12月31日からになります(6か月後ですね)。

 

オーストラリア政府は、2023年5月9日にすでに高齢者介護分野で働いている学生ビザ保持者は、2023年12月31日まで高齢者介護分野で時間制限なく働き続けることができると発表しました。

移民局のサイト:Work restrictions for student visa holders

 

卒業ビザ

2023年7月1日から卒業ビザの期間が2年延長になります。ただ博士以外は対象となる分野の学位によります(全てではないです)。

 

学士2→4年
修士3→5年
(セレクト分野のみ)
博士4→6年
(全ての分野)

 

なかでも医療、教育、エンジニアリング、農業分野など、オーストラリアが最も必要とするスキルを対象としているのです。

 

例えば

 

医療・看護系の資格
プロフェッショナルヘルス(歯学士・獣医士など)の資格
診断学(放射線学士など)の資格
アライド・ヘルス(心理学士・理学士・薬学士など)の資格
教育の資格
エンジニアの資格
ICTの資格
農学の資格(農学・食品技術者など)

移民局のサイト:Extended work rights

 

詳しくは下記のブログ記事も参考にして頂くと幸いです。

 

オーストラリア卒業ビザ延長で現地就職が有利!!【資格と職業リスト】オーストラリア留学後の卒業ビザの延長について、延長の対象になる資格(専攻)、それらに関連した職業リストについて解説していきます。2023年の7月から卒業ビザの期間が2年延長されるのです。これによって。現地で働ける期間が伸びるので、経験も積めるし、そこから永住権につなげるチャンスも広がるのです。僕の人生はオーストラリアで現地就職して変わりました。だからもし機会があれば是非とも挑戦してみてほしいのです。きっと人生が変わります。...

 

就労ビザTSS (Temporary Skill Shortage)

7月1日から就労ビザの最低年収が7万ドルになります(現在は5万3900ドル)。

また2023年末までには、短期就労ビザから永住権につなげるようなPathwayもつくると発表しました(中長期就労ビザのように)

 

短期就労ビザ:Short Term Skilled Occupation List (STSOL) 最低年収7万ドル

 

例えば、料理人(Cook)、美容師(Hairdresser)、パン職人(Baker)でも永住権が狙える予感ですね。。\(^_^)/

 

アルバニーズ政府は、2023年末までに一時的技能不足(TSS)ショートストリームビザ保有者は、既存の上限付き永住権プログラム内で永住権への道を歩むことになります。

移民局のサイト: Temporary Skill Shortage (TSS) short stream visa

 

ビザ代も値上がりします

オーストラリアの連邦予算が発表になり今年7月1日からビザ代も値上がりします。

 

例えば

 

ワーホリのビザ代: $510 → $640
学生ビザ (s500): $650 → $715
ツーリスト (s600): $150 → $190

 

あと出国する人も10ドルの追加料金を請求されます(2024年7月から$60→$70)。この値上げでビザ処理時間の改善などに使われるようです。。。(悲)

 

まとめ

2023年7月1日から就労できるビザの条件が変わるのでまとめてみました。

ワーホリ >>> 一雇用主の下で6か月間
学生ビザ >>> 2週間で48時間
卒業ビザ >>> 2年延長になる(対象の分野による)
就労ビザ >>> 短期就労ビザで永住権につながりやすくなる

今後もビザの変更がありましたら、随時更新していきます。

それでは失礼いたします。