こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、タツヤです。
シドニーのような大都市で永住権を取りましたが、年々永住権を取るのは難しくなっているので、地方都市から狙ったほうがイイかもです。。
この記事では、オーストラリアで永住権を取るのに、地方都市に行ったほうがいいのか?
もしくは大都市に行ったほうがいいのか?について解説しています。
今回の記事内容はYouTubeでも解説しているので、音声配信として作業中や通勤時間などに聴いてもらっても大丈夫です。
将来留学から現地就職そして移住へと繋げたい人の参考になれば嬉しいです。
オーストラリアで永住権を取るなら地方都市か?大都市か?
どちらだと思いますか?
結論として、もし仕事経験がなかったら、僕だったら地方都市を選びます。
例えば、アデレード(SA)やパース(WA)のような都市です。
理由としては下記です。
卒業ビザ(TGV – temporary graduate visa)で3年間は働ける
永住権のハードルが低い(ように見える)
とくに永住権のハードル低いと思うのは、下記の2つのビザがあるからです。
◎Skilled Nominated visa(州ノミネーション技術移住ビザ S190)
⇒このビザを使えば、ポイント制で5ポイントの追加が得られます。永住権のポイント制のポイントが貯れば、招待されて申請が通れば永住権の取得です。
◎Skilled Work Regional (Provisional) Visa(地方技術永住就労 S491)
⇒このビザを使えば、15ポイントの追加を得ることが出来ますし、5年間の就労ビザもあります。
関連サイト
ここで『悲報』なのですが。。。(-_-;)
Accountant(会計士)がSAの職業リスト(Occupation List)から外れました。
これによって、アデレード(SA)では会計で永住権を取ることが出来ないです。。。
しかし、会計以外の職業、Internal Auditor(内部監査)だったら大丈夫です。
職業リストに載ってました。
会計とは違いますが、将来キャリアチェンジして(永住権取得後)、会計士になりやすい職業だと思います。
さらに、これらのビザを取得する条件は下記の通りです。
S190 ⇒ アデレードで18ヶ月の仕事経験(関連した職業も可)。もしくはSouth Australiaの地方エリアで12ヶ月の仕事経験(関連した職業も可)。就労期間も週20時間働けばいい。
S491 ⇒ South Australiaの地方エリアで12ヶ月の仕事経験(関連した職業も可)。就労期間も週20時間働けばいい。
他の職業、例えばElectrical EngineerやSoftware engineerもイイですね。
詳しくは移民局のサイトにも書いてあります。
Internal Auditor
190 eligibility – Currently working in your nominated or closely related occupation for the last 18 months in Greater Adelaide or the last 12 months in outer regional South Australia
491 eligibility – Currently working in your nominated or closely related occupation for the last 6 months in South Australia
Electrical Engineer
190 eligibility – Currently working in your nominated or closely related occupation for the last 18 months in Greater Adelaide or the last 12 months in outer regional South Australia
491 eligibility – Currently working in your nominated or closely related occupation for the last 6 months in South Australia
Software engineer
190 eligibility – Currently working in your nominated or closely related occupation for the last 24 months in Greater Adelaide or the last 12 months in outer regional South Australia
491 eligibility – Currently working in your nominated or closely related occupation for the last 12 months in Greater Adelaide or the last 6 months in outer regional South Australia
オーストラリアの大都市で永住権を取るのは難しい
なぜなら技術独立ビザ(S189)で95~100ポイントぐらいが必要だし、ほかのビザでも留学生が多く枠が狭まっているからです。
シドニー、メルボルン、ブリスベンのような大都市は、職業にもよりますが、自力で永住権を取るのは難しいので、企業からのスポンサーを狙うのがいいです。
卒業ビザで2年間働く前に、企業に尋ねるのも大切ですね。
卒業後は現地の経験がまだ少ないので、仕事探しに苦戦すると思います。
下記のようなポイントもあります。
仕事経験がないとエントリーレベルも難しい
USCPAがあっても仕事を得るのに時間がかかる
機会設計のエンジニアはスポンサーを出してもらう
シェフも日系ジャパレスからスポンサーを出してもらう
やはり『手に職』系は強いですね。エンジニアやシェフは需要があります。
たしかに、求人数だけを比べてみるとシドニーのほうが断然多いです。
Software engineer 2686求人数(シドニー)。
だけど、アデレードだと359求人数。
もしビザの条件のように、さらに田舎に行ったら求人数は下がるので、仕事探しは難しくなりそうです。
だからワンチャン、シドニーでスポンサーを狙うことも可能だと思います。
ただ、留学生も多いので、やるなら戦略的にバイトやインターンで経験積んでいき、そこから仕事探しするのがいいです。
結論として、仕事経験がないなら永住権のハードルが低い、地方都市でS190かS491を狙うのもイイです。
まとめ
どうでしょうか?
オーストラリアで永住権を取るなら、地方都市か?大都市か?
もし仕事経験があるなら大都市、例えばシドニーなどで挑戦してスポンサーを狙うのも可能だと思います。
僕のように仕事経験がない人は、地方都市でコツコツと勉強とバイトで切り開いていくのがイイです。
色々と書きましたが、今回はこの辺で最後にします。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。