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オーストラリアで人気のある仕事のまとめ【学生から社会人まで】

オーストラリアで人気の仕事って何かな?友達もできて、時給もいいと助かるな

 

こんな疑問に答えていきます。

 

こんにちは、たつやです。

 

シドニーに19年。色々な仕事をやってきました。

 

今回は、学生、新卒、社会人にとって、オーストラリアで人気のある仕事について解説していきます。

 

この記事が、将来的にオーストラリアで仕事探しをする方の参考になれば幸いです。

 

それでは始めましょう!

 

オーストラリアで人気のある仕事のまとめ

オーストラリアで人気のある仕事のまとめは下記です。

学生、新卒、社会人と3つに分けてみました。

 

学生に人気の仕事(バイト系)

学生に人気の仕事(バイト系)

バーテンダー
ウエーター
小売り(リテール系)
ナニー&ベイビーシッター
デリバリー
ドライバー
チューター

 

参考サイト

学生に人気の仕事

バイトの時給

 

ここから深く解説していきます。

目安の時給も付け加えました ($1ドル=約80円)。

 

バーテンダー・ウエーター

バーテンダー(Bartender, 時給$26~$30)
ウエーター(Waitressing, 時給$26~)

意外かもですが、ローカルの学生はバーテンダー、バー、パブの仕事が人気あるようです。

時給もいいし、昼間は学校、夜はバーテンダーの仕事をして、生活するよう。

なかなか頑張りますね。日本でいうなら居酒屋でバイトな感じですか。。

 

観光客が集まる地域で働くとチップも良いです。例えば、シドニーならDarling Harbourとか、オペラハウス近辺などなど、、

CBD付近もお洒落なバーやレストランが多いので、時給もチップも良いものを期待できますね。

あと、バー、パブ、レストランで働くなら、RSAは前もって取得しておく必要があります。

NSW州だったら100ドルちょっとで、オンラインの一日コースで取得できるので、取得しておくのがいいです。

 

参考サイト
RSA (Responsible Service of Alcohol)のコース

 

小売り (リテール)

小売り (リテール, 時給$25~)

多くの学生さんはリテール系のバイトをやっているので、友達も出来やすいですね。

例えば、ショッピングセンター、スーパーマーケット、テイクアウェイフード店、スポーツ施設、イベント会場などは、多くのパートタイムやカジュアルバイトがあります。

友達も留学生の時、Coles (スーパーマーケット)でバイトをしていました。ちなみにColesは大手スーパーマーケットでオーストラリアでは大企業です。

 

ナニー&ベイビーシッター

ナニー&ベイビーシッター(Nanny 時給$30~, Babysitting $25~)

子供好きでしたら良い仕事ですね。オーストラリアには共働き夫婦が多いので、もしナニー&ベイビーシッターの経験があれば、意外と仕事があって、稼げるかもしれません。

短時間でも出来そうなので、学生さんにはピッタリかな。

 

デリバリー

デリバリー(Delivery, 時給$29~)

郵便、宅配、フード・デリバリーなどたくさんあります。Uber Eats, Menulog, Deliverooなどは個人事業主として登録するので、頑張れば頑張るだけ稼げますね。

オーストラリアはテイクアウェイがたくさんあるので、フード・デリバリーを利用する人が多いのです。

だから隙間時間を利用して、サクッと稼ぐ人も多いです。

 

ドライバー

ドライバー(時給$29~$42, Sydney周辺)

もし運転免許があれば、Uberに挑戦するのもいいですね。今では多くの留学生がやっています。

ただ、上記のデリバリーと同じで、基本的には個人事業主として登録するので、すべてが自己責任です。

有給や病欠はないし、仕事中に事故を起こしても企業(Uberとか)は基本的には守ってはくれないです。

 

参考記事(Uberケース)

 

チューター

チューター(時給$39.69~)

例えば、プライベートもしくは学校で、日本語や数学を教えて、時給を稼ぐ。

よく図書館とかで、学生さんにプライベートで教えている人を見ますね。

日本で数学が得意な人、日本語を教えてみたい人は、やってみるのもいいですね。

 

その他の気になる仕事

例えば、下記です。

イベントスタッフ(時給$37.60~)
バリスタ (時給$35.00~)
建設作業員 (時給$31.63~)

今年からコロナ規制が緩和されて、イベントが多くなるのでスタッフが必要になってくると思います。だから、イベント系は狙い目ですね。

 

バイトはSeekやIndeedから探す

ローカル学生に人気の仕事は、パートタイム (Part time)、カジュアル (Casual) のキーワードで、SeekやIndeedから探すことができます。

Seek

Indeed

 

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留学生だと、語学力の不安もあって、ローカル仕事に応募するのに緊張しますが、焦らず応募していったほうがいいです。

ローカルの友達も出来ますし、実際に働いてみて、失敗を経験したり、そこから成長していくので、大丈夫ですよ。

 

僕は今でも、失敗していますよ。。シドニーには19年いますが、、、(汗)

 

新卒に人気の企業(企業名と業界)

新卒に人気の企業(企業名と業界)

1.Canva (IT)
2.Coles (スーパーマーケット)
3.NAB (銀行・金融)
4.Westpac Group (銀行・金融)
5.Allens (法律)
6.Optiver Asia Pacific (銀行・金融)
7.Google (IT)
8.Xero Australia (IT)
9.Amazon (IT)
10.ANZ (銀行・金融)

 

Grad Australiaによると、オーストラリアのGraduate (新卒1年〜3年)が選ぶ、

トップ100の企業があるので、気になる方はリンクからチェックしてみてください。

上記の10社は、ほとんどがテック系か金融系なので、オーストラリアではITかFinance系を勉強しておくと有利ですね。

 

ちなみに、僕は会計を勉強しましたが、仕事に就ける範囲が広いので、食うには困らないですよ。。

 

また会計に興味がある方は、会計やアドバイザリー業界でも絞って見れるので、興味がある方は是非チェックしてみてください。Big 4が上位を占めています。

 

スキル不足で初任給が上昇

最近、オーストラリアにある企業も新卒(Graduate)に良い給料や条件を提供して優秀な人材を確保するのに力をいれています。

 

僕の働いている会社でも、最近になって新卒・転職と採用が増えているから、肌感覚としてその通り(人手不足)だなと感じています。

 

だから、スキルのある方は、今が狙い目ですよ。。(転職ブームです)

 

Big 4の新卒採用もコロナ前と比べても50%アップ。

 

気になる初任給は下記です(年収です)。

初任給の例($1=約80円)
Boston Consulting Group: $130,000+
Deloitte: $61,000 to $68,000
KPMG: $61,500 to $87,000
McKinsey: $130,000+
Accenture:$68,000 to $87,000
ANZ:$70,000+
NSW Government Graduate Program:$80,516

オーストラリアだと公務員の給料は良いのです(NSW Government)。

 

肌感覚としては、一般的な初任給は$40,000~$60,000(年収)ぐらいでしょうか。

 

参考リンク

新卒の給料が上昇

 

2022年オーストラリアで最も需要のある仕事

社会人になって需要のある仕事

1.すべての看護関係(病院、介護など)
2.倉庫・保管・配送
3.高齢者・障がい者支援
4.自動車関連
5.アドミン・アシスタント(事務系)
6.営業担当 (セールス系)
7.理学療法、OT、リハビリテーション
8.学童保育・時間外保育
9.シェフ・調理師
10.リテールアシスタント

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14.Road Transport (道路輸送)

参考サイト

Seek

 

2022年はコロナの影響もあり、看護関係 (Healthcare) やデリバリー系 (Transport & Logistics) の需要は上がっています。

14位の道路輸送も急上昇となっています。オンライン(アマゾンとか)で商品を購入する方は増えましたね。

 

専攻に関連した仕事

とはいえ、自分のやりたい仕事があるなら、需要とは関係なくても、積極的に行動して仕事に就くべきだと思います。

やはり情熱がないと、仕事をやっていても楽しくないので。

ただ、そこから現地就職や移住につなげるのは厳しいですが、、

 

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オーストラリアで人気のある仕事は諦めず応募する

オーストラリアで人気のある仕事は諦めずに応募し続けよう。

人気の仕事なので、数打っていかないと当たらない(採用)からです。

 

ご存知のように、職探しのライバルはローカル学生だったり、社会人だったりする訳です。

 

しかも彼らは英語ネイティブで、語学力では勝てないのです。。

 

だからこそ、諦めずコツコツ頑張る姿勢、積極性、仕事が速い、経験があれば経験(少しでも大きく)、これらを前面にしてアピールするのが大切です。

 

お恥ずかしい話ですが、僕も最初の転職は、すごーく時間がかかりました。

 

転職期間は、1年近く、100社以上に履歴書を送って、面接まで行ったのは、たった2社でした。。。(やばくないですか?)

とはいえ、学んだことも多かったです。

 

その長い職探しの過程で、履歴書やカバーレターも改善していくだろうし、エージェントとのコネクションも増えて、仕事探しが有利(慣れる、、)になっていくので、

諦めずに応募し続けるのが大切なのです。

 

オーストラリアで人気の仕事よりやるべき仕事も考えたほうがいい

オーストラリアで人気の仕事よりやるべき仕事も考えたほうがいいです。

需要のある専門性に関連した仕事をやったほうが、将来の現地就職につなげやすいからです。

例えば、会計専攻で勉強していて、バイトはバーテンダーだけをやっているとかは、会計の実務経験不足になるので、現地就職には有利にならないです。

 

もちろん、バーテンダーの仕事は時給がいいし、友達も出来るし、出会いも多いかと思います。

ただ、将来的に会計士として現地就職を目指すなら、会計や経理の経験、もしくはオフィスの仕事経験がないと、厳しいのです。。

 

とくに留学生はビザに制限があるので、専門性(会計)が需要あり、なおかつ専門性の仕事経験があり(バイトやインターン)、そこで始めて、現地就職が出来るかどうか?になります。

 

現地就職の経験がないと、移住につなげるのが難しくなるので(移住を考えてないなら大丈夫ですが、、)、学生の時から経験を積めるよう戦力的に行動するのが大切です。

 

もしかしたら、バーテンダーをやっている会社で、経理やアドミン的な仕事があって、バイトで経験できるかも知れません(そこで経験を積んでいく)。

時間がかかるので、早め早めで聞いてみるのがいいですよ。

 

もし将来的に移住につなげるなら、人気よりやるべき仕事を考えるべきです。

 

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まとめ

オーストラリアで人気のある仕事は、学生だったらバーテンダー(夜働けるから)、新卒ならITかFinance系の仕事、そして今需要のある(人気)仕事は、看護師、デリバリー系です。

とはいえ、もし現地就職から移住につなげるなら、やるべき仕事に就いて、経験を積んでいくことが大切です。

とういうことで、今日はこの辺で失礼いたします。

では、シドニーでお会いしましょう!!