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【終身雇用制度の崩壊】海外在住の会社員が思う海外と日本の働き方の違い

終身雇用制度も崩壊し始めて日本の働き方が変わっているけど、これから日本も海外の働き方に近づくのかな?海外での働き方ってどうなってるのかな?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

 

 

こんにちはタツヤです。

 

最近のトヨタのニュースからも分かるように、日本トップの会社の終身雇用が崩壊しましたね。

とはいえ、僕はオーストラリアで生活しているので、終身雇用はまだあったのかという感じですが、、、

今後はさらに日本の働き方は海外の働き方に近づくと思うので、今回はオーストラリアと日本の働き方の違いについて書きました。

 

僕はオーストラリアの現地企業で13年ぐらい働いて、過去2回の転職経験もあるので、この記事の信頼性はあるかと思います。

 

 

 

終身雇用制度の崩壊で思う海外と日本の働き方の違い

海外と日本の働き方の違いは下記です。

 

 

  • 会社と個人は対等な立場
  • 新卒の一括採用がない働き方
  • 転職しながら給料を上げていく働き方
  • 海外では年齢に関係なくリストラの対象

 

 

ここから、深く解説していきます。

 

 

会社と個人は対等な立場

終身雇用制度がないオーストラリアでは、会社と個人はもっと対等な立場です。

日本の終身雇用が考えられていた時は、会社と社員は上下関係で上司からの命令を聞いて仕事をしていれば、給料をもらい続けることができました。

 

オーストラリアでは個人がひとつの会社に一生働くことはほとんどなく、生涯のキャリアで転職も5~7回と多いのです。

 

だから会社とはもっと対等な関係になるのです。

 

オーストラリアでは自分の職務内容 (Job description) 以外は基本的にやらなくても、それに対して会社や上司から怒られることはないですし、

自分のやるべき仕事が決まっているので、無理な仕事や残業がある場合は、上司と話し合い断ることもできます。

僕の経験上、自分で行動し意見を言わないと、すべての仕事をおこなう何でも屋になってしまいます。

 

自分の仕事内容もはっきりしているので、それに向けて主体的に働くスタイルが多いです。

もちろん、チームの一員として一緒に仕事をしているので、同僚と確認しながら作業を進めていくこともありますが、それは毎日必要な事ではないです。

 

上司とのコミュニケーションはタスクや優先順位などの再確認などがほとんどで、後は個人で仕事を消化していくかたちです。

職場にいて常に上司の指示などを受ける必要がないので、テレワークで家から働くことも多くあり、フレキシブルな職場が多いです。

オーストラリアでも共働きの親が多いので、子供を持つ働く親にとって、例えば子供の学校への見送りなど、フレキシブルな職場環境は大事です。

 

会社と社員は対等な立場だからこそ、フレキシブルな職場を作れるようになり、

家族やプライベートの時間を大切にするオーストラリアの国民性が出ています。

 

 

新卒の一括採用がない働き方

いわゆる学生がリクルートのスーツを着て就活を開始して、会社が新卒を一括採用するシステムはないです。

会社もわざわざ新卒で経験がない人を採用するメリットがないですし、ほとんどの場合、仕事の即戦力がほしいからです。

 

オーストラリアだと、会社は仕事に必要な欠員を常に募集しているかたちなので、新卒採用、中途採用に関係なく実務経験がある人が採用されます。

 

新入社員の研修をしてから配属先が決まるような事はなく、仕事を探している時に、学校で学んだ事や経験にあった仕事内容に応募するので、入社する前から自分の仕事内容は明確になっています。

 

実務経験やスキルがある人も仕事を一緒に探しているので、新卒で経験がない人は仕事を得ることが難しくなります。

 

学生時代からインターンシップなどを利用して、前もって経験やスキルを積んでいくことや、バイトでアシスタント的なポジションに就き、そこから経験を積んでいって会社内でネットワークを広げ、自分の希望のポジションに進んでいくこともできます。

 

新卒採用や中途採用の概念がないから職場の年齢層は幅広くて、僕の同僚には20代から60代と幅広い年齢層があり一緒に仕事をしています。

 

オーストラリアでは年齢に関係なく働ける環境になので、40代だから転職しても仕事がないという焦りはなく、個人に十分な実務経験やスキルがあれば新しい仕事を探すこともできます。

 

 

転職しながら給料を上げていく働き方

オーストラリアでは転職しながら給料を上げていくのも、ひとつの手段です。

日本のように年功序列で昇級したり給料が上がる事はないので、オーストラリアでは実務経験やスキルを積んで、さらに条件の良い会社に転職(平均の転職数5~7回)していく人が多いです。

 

会社も即戦力になる経験やスキルがある人を採用したほうがメリットがあるので、転職は一年を通して常に行われます。

僕も過去に転職を何回か経験していて、経験やスキルが上がってきたら転職を試しました。

もちろん上手くいかない時もありましたが、採用された時は給料は上がりましたし、仕事の条件も良くなりました。

実務経験やスキル不足な人は、職場で新しい仕事内容やプロジェクトなど経験を積んだいき、仕事上のコネクションを広げたりして、自分の市場価値を高めていくことが大切です。

 

僕の場合だと、Seek (オーストラリアのジョブサーチエンジン) や LinkedIn を使って、新しい経験やスキルをプロフィールや履歴書にアップデートしたり、SNSを使って仕事上のネットワークを広げたりしています。

 

オーストラリアのジョブエージェントは無料で登録できるので、気軽に利用しているし、自分の条件に合う仕事があれば、マーケットに出てくる前にエージェントに教えてくれるように頼んでいます。

 

 

海外では年齢に関係なくリストラの対象

オーストラリアでも年齢に関係なく会社でリストラにあいます。

日本的な終身雇用の考えもなく、契約社員が多い事もあり。社員を辞めさせるのが難しくないので、年齢に関係なく実力がない社員や貢献してない部署などはリストラの対象になります。

 

僕の友人も勤めていた会社の業績が悪く、リストラされたケースがありました。

給料の数か月分の解雇手当 (Redundancy payment) が支給され、とりあえずは新しい仕事が見つかるまでは、解雇手当で生活することができました。

最初は会社としても違う部署で働けないか検討したけど、ポジションがないためリストラというかたちになりました。

友人は実務経験やスキルがあったので、仕事探しにはそれほど時間をかけることなく新しい仕事が決まりました。

いつ会社が社員をリストラするか分からないので、そうなる前に早めに実務経験やスキルを積んで、いつでも動けるように準備をすることが大切だと思います。

 

そうすることによって、リストラ前に条件の良い会社への転職の機会も高まり、時間をかけることなく新しい仕事へ移ることができます。

 

 

 

まとめ

日本と海外の働き方の違いが少しでも分かってもらえれば幸いです。

オーストラリアでは仕事経験とスキルが大切で、そこから転職などでキャリアを作っていきます。

仕事とプライベートにもメリハリがあり、仕事中心ではないプライベートの時間をエンジョイしている国民性だと思います。

日本でも、もう少しプライベートな時間を大切に生きていけたら、暮らしやすくなるかと思います。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。