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オーストラリアの大学院に留学したらインターンはこうやって探そう【現地就職につなげよう】

留学する人
留学する人
オーストラリア留学中にインターンをやりたいけど、どうやってインターンを探せるかな?どんなインターンがあるかな?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

こんにちは、たつやです。

 

シドニーの大学院で会計を学び、卒業後に現地就職につなげました。

 

この記事で分かること

大学院のインターンについて
求人サイトでインターンを探す
直接企業のインターンを探す
日系企業のインターンを探す

 

経験から言えるのですが、オーストラリアに留学してから、現地就職につなげたい場合、現地での仕事経験がないと就職はきびしくなります。

というのも企業は即戦力になる、経験ある人材を探しているからです。

 

だから、ローカルの学生、留学生も含めて、在学中からインターンなどで仕事経験を積むことが大切になっていきます。

 

この記事では、僕の経験も踏まえて、オーストラリアの大学院に留学してから、どうやってインターンを探したらいいのかについて解説していきます。

 

少し長くなりますが、この記事が将来オーストラリア留学からインターン、そして現地就職につなげたい方の参考になれば幸いです。

 

オーストラリアの大学院に留学したらインターンはこうやって探そう

オーストラリアの大学院に留学したらインターンはこうやって探そう。

 

1.大学院でインターンのプログラムを探す
2.Grad Australiaなどサイトを使ってインターンを探す
3.直接企業に問い合わせてインターンを探す

 

やはり一番は自分の大学院に頼ってみるのがいいです。

学校のプログラム、Career Centre(就職課) など、主体的に自分から動いて質問するのが大切です。

ほとんどの大学院にはCareer Centre(無料)があり、履歴書やカバーレターも校正してもらえるしキャリアについても相談できるので、使わない手はないです。

 

あとはGrad Australiaなどサイトを使って調べて、直接企業に申し込むのもいいですね(詳しくは下記です)。

 

始めに。

 

今回の記事は長いので、時間がない方は(サイトを使ってインターンを探す) の部分だけ読んでもらって実際にサイトを見てもらえれば嬉しいです。

 

それでは、ここから深く解説していきます。

 

オーストラリアの日系企業で新卒でも働けるかどうか?【現地企業も調べよう】このブログ記事では新卒でオーストラリアにある日系企業で働くことは可能かどうか?実際にどんな手段がいいのか?について解説していきます。将来的にオーストラリアの日系企業や現地で就職してみたい方の参考になれば幸いです。僕はかれこれシドニーにある現地企業で15年ほど働いているので参考になるかと思います。...

 

大学院でインターンのプログラムを探す

大学院でインターンのプログラムを探すのがいいです。

学校のサービスをフル活用したほうが時間的にもコスト的にも削減できるし良い条件が整っている場合が多いからです。

 

いくつかの大学院を例にして解説していきます。

 

CQ University

Brisbane, Melbourne, Rockhampton, Sydney, Perth, Cairns and regional Queensland

僕が会計を学んだ、CQ University (Sydney) ではインターンやPlacementsの情報もあります。

インターンシップとPlacement(インターンより長い期間)があり、今までに1000人以上が参加。

 

具体的には10~12週間、参加無料、コース期間も変化なし、GPAも関係ない。

 

ただ、基本は無給です。。。経験は積めるのでいいですね。

 

対象となるコースもたくさんあります。

会計だけでなくエンジニアやIT、ホスピタリティ関連もありました。

 

あと、インターン先の企業(Host organisation)もサイトに載っていたので、どんな企業があるか気になる方は覗いてみて下さい。

 

University of Technology Sydney

Sydney

シドニーでは有名な工科大学でCareerHubからインターンや学生バイトも探せます。

今まではコロナ制限により、リモートのような働き方になっているようですが、ロックダウンも終了して、これからはオフィスでの経験も積めますね。

 

あと、コース期間中は課題やテストで忙しいから、インターンをやるのなら、夏季休暇中(サマーブレイク中)にやるのがいいです。

 

工科大学なので、エンジニアやITのインターンがあります。

例えば、6ヶ月のインターンシップ、12週間のWork Experience、9ヶ月のITのインターンなどです。

 

大学院のインターンはあまりなく、Bachelor(大学)が多いですね。

詳しくはリンクから見てください。

 

University of Wollongong

South Sydney – Regional

大学のCareerHubのサイトでインターンやVacation Programが載っていて、そこから応募することができます。

今はコロナの影響でインターンの求人は少ない感じ(30ぐらいでした)。海外のインターンもあり、興味深いです。

 

インターン以外にも、Job boardがあり、Graduate(卒業後間もない)やアシスタントの求人募集もあります。

例えが、Graduate Engineer, Healthcare workerなどなど。

 

インターンでなくても、通常の仕事(アルバイト)で経験も積めるのでイイですね。

 

Australian National University

Canberra, ACT

インターンはコースの一部としてもあり、基本的には無給で仕事経験を得るのが目的です。最終的にはアカデミックのクレジットを得ることができるよう。

あとは、Grad Australiaを使って他の企業のインターンも積極的に参加することを薦めています。

 

やっぱり学校で得た知識を実際の職場で使う、経験を得るのが大切ですね。

ほとんどのコースにインターンがあるので、詳しくは大学のサイトから見てください。

 

Bond University

Gold Coast, Queensland

Career Development Centre (CDC)があり、キャリアについて、インターン、パートタイムの仕事、Graduate Jobなどを紹介しています。

 

将来の就職に役立つプログラムもあり、企業とのインターンやPlacementsもあります。

 

大学院に入学したら、取りあえずCDCにコンタクトして、将来のキャリアについて話したり、履歴書やApplications(カバーレターみたいなもの)を校正してもらうのがいいですね。

 

University of South Australia

Adelaide, South Australia

Career Servicesがあり、将来のキャリアについて、インターンシップ、Placementsを紹介しています。

 

インターンシップ➡有・無給があり経験が得られる。クレジットは関係ない

Placements➡仕事経験を得ながらクレジットももらえる(コースの一部)

 

将来の雇用主に積極的にアプローチして問い合わせの電話をするのも大切です。

 

Graduate Program

Graduate Programもあります。
➡最終学年か2年目から開始

プログラムは1~2年間で、最終ゴールは採用。サイトにはいくつかの求人ポジションがあったので、参考までにリンクを下に貼っておきます。

Graduate Program

 

Swinburne University of Technology Sydney

Parramatta, New South Wales

Parramattaにキャンパスがあったのですね。シドニーのCBDからまあまあ近いです(電車で約45分)。

 

大学院のプログラムでインターンが組み込まれています。

例えば、Business Information Systems Internship Projectがあり、コースからクレジットも得られます。

 

課題や大学が認めた企業で経験を積んでいき、例えば、週2回で12週間という期間です。

 

インターンに興味がある人は基準に適しているか調べる必要があるので、早めに行動して登録したほうがいいです。

 

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Grad Australiaなどのサイトを使ってインターンを探す

Grad Australiaなどのサイトを使ってインターンを探すこともできます。

インターンやGraduate Programもあるし、企業リサーチとして使うこともできます。

Grad Australiaのリンク

 

先日、こんなツイートもしました。

 


オーストラリアのトップ100社や大企業をリサーチして、そこからインターンに申し込むこともできます。

他にもインターンを探せる便利なサイトがあるので、参考までに下記にリンクを張っておきます。無料なので応募するだけでも挑戦するのがいいですね。

 

Grad connectionのリンク

Austrailan Internshipのリンク

 

あと中小企業も忘れずにリサーチするのが大切です。

 

もしかしたらインターンから現地就職につながる可能性もあるし、出来る存在をアピールすれば就労ビザのスポンサーになってくれる可能性もあります。

 

競争は激しいですが、、全て無料だし、やるだけなので、努力はきっと報われます。

 

ただ一つだけ、リサーチで気をつけたいのは留学生は永住権がないので(あれば大丈夫ですが)、参加できない企業も結構あります。

 

例えば、オーストラリア大手銀行であるCommonwealth BankはインターンやGraduate Programをやっていますが、Temporary visa holdersでは参加できないとありました。

 

おそらく銀行系に参加するのは難しいかもです。。

 

オーストラリアで一番使われている求人サイト、SeekLinkedInなどでもGraduateの仕事が探せるので、リサーチして応募するのがいいです。

キーワードはInternship, Graduate xxx e.g. Graduate accountant です。

 

YouTubeと音声配信(スタエフ)でも熱く語っているので、よろしければご視聴お願いします。

 

 

 

直接企業に問い合わせてインターンを探す – BIG4の場合

オーストラリアの企業に直接問い合わせてインターンを探すこともできます。

Grad Australiaのサイトだけを使って応募するのではなく、やはり直接問い合わせたほうがチャンスも増えるからです。

 

ほとんどの企業はホームページにCareers(キャリア)の案内があるので、そこからInternship, Graduate Programに応募できます。

 

例えば、BIG4 (大手監査法人)の場合、留学生でもインターンやGraduate Programに応募できるプログラムがあるのです。

 

だから、他の企業でも同じようにリサーチして直接応募することも大切です。

 

ここからは、BIG 4のインターンやGraduate Programについて解説していきます。

ちなみに、Big Four Consulting Firms (BIG4)とは下記です。

 

Deloitte
Ernst & Young (EY)
PricewaterhouseCoopers (PwC)
Klynveld Peat Marwick Goerdeler (KPMG)

 

Deloitte

留学生が参加できるのは下記です。

 

Summer Vacation Internship Program
Graduate Program

 

Summer Vacationer Internship Program

フルタイム
3~8週間のpaid internship
学校の夏季休暇あたり11月~1月
永住権のない留学生でもOK(但しキャンベラ以外)
➡Risk Advisory、Financial Advisory businesses

Summer Vacationer Internship Programのリンク

 

Graduate Program

フルタイムの12ヶ月(Graduate Learning Academy)
卒業後2年以内で3月か7月に始まる
永住権のない留学生でもOK(但しキャンベラ以外)
➡Consulting、Risk Advisory、Financial Advisory

 

ベネフィットは:

クライアントに会うチャンス
ネットワーキングのチャンス
来年(2022年)の申し込みは2021年に締め切り
➡だから2022年の7~8月に2023年の申し込み開始予想
➡気になる方はリンクからチェックしてみて下さい

Graduate Programのリンク

 

留学生がインターンやGraduate Programに参加する条件(International Student)

 

合法的にオーストラリアに滞在できるビザ(学生ビザOK)
卒業ビザ(Temporary Graduate Subclass 485 VisaもOK)
関連したDegreeを勉強している(ビジネス、IT、Lawなど)
英語力(Proficient English IELTS 7.0)
キャンベラ(ACT)はクライアント制限あるため、市民権の方のみ

 

留学生がインターンやGraduate Programに参加する条件のリンク

 

Ernst & Young (EY)

留学生が参加できるインターンの情報が少ないので、後日アップデートされる可能性です。今のところ、下記が参加できます。

 

Graduate Program 

 

Graduate Program

18ヶ月のフルタイム、終了後に3ヶ月の有給休暇の可能性有り
卒業後18ヶ月以内もしくは最終学年から申し込み可能
Finance, Legal, Talent, Business Development and Marketingの部署
2022年のプログラムは締め切り。2023年を目指そう(2022年に申し込み開始)

Graduate Programのリンク

 

留学生がインターンやGraduate Programに参加する条件(International Student)

 

Deloitteとほぼ同じなので、上記を参照してください。

 

ただし、英語力(Superior’ level IELTS 8.0)なので、ハードル高いですが。。。

 

Career Compass Programの情報がなかったので、留学生でも参加可能かもです。

 

他のプログラムは留学生では出来ない(今のところ)。。
Vacationer Program (2022)
Cadet Program (2023)
➡AUS市民権かNZ市民権、AUS永住権のみとなっています。

 

PricewaterhouseCoopers (PwC)

留学生が参加できるのは下記です。

 

Graduate Program
Vacation Program
Trainee Program

 

2022年の初頭に来年度の日程を再確認です。今のところ来年度の情報は少ないです。

 

Graduate Program

フルタイム
最終学年か卒業生が対象
申し込みは9月に開始予想
プログラムは12月か3月に始まる
2022年の初頭に再確認

Graduate Programのリンク

 

Vacation Program

フルタイムで大学の夏季休暇中
申し込みは9月に開始予想
プログラムは4~6週間
2022年の初頭に再確認

Vacation Programのリンク

 

Trainee Program

もし大学に行く方は、これを狙うのもいいですね。在学中の3年間のプログラムで勉強しながら仕事経験も得ることができます。

期間は3年(在学中)
申し込みは7~8月に開始予想
2022年の初頭に再確認

Trainee Programのリンク

 

留学生がインターンやGraduate Programに参加する条件(International Student)

Deloitteとほぼ同じなので、上記を参照してください。

 

英語力 (Proficient English IELTS 7.0)はDeloitteと同じで低めですね。\(^_^)/

 

 

KPMG

留学生が参加できるのは下記です。

 

Vacation Program
Vacation Learning Pathway
Graduate Learning Pathway

 

Vacation Program

フルタイム
在学中(最終学年から2年目、大学か大学院)
4~8週間のプログラム
学校の夏季休暇あたり11月~1月
主要都市以外にも地方都市でも可能

 

地方都市は狙い目かもですね。

➡オフィスがあるAdelaide, Brisbane, Canberra, Gold Coast, Melbourne, Parramatta, Perth, Sydney, Hobart, Launceston (TAS) and Wollongong (NSW)

Vacation Programのリンク

 

Vacation Learning Pathway

6~8週間のdevelopment program
Graduateとしての経験を得ることができる
学校の夏季休暇あたり11月~1月

 

Graduate Learning Pathway

12ヶ月のGraduateプログラム
最終学年か最近卒業した方
申し込み期間は直接確認(今のところ日程はアップデートされていないです)

Graduate Learning Pathwayのリンク

 

留学生がインターンやGraduate Programに参加する条件(International Student)

Deloitteとほぼ同じなので、上記を参照してください。

 

ただし、英語(Superior’ level IELTS 8.0)なので、ハードル高いですが。。

 

BIG4のインターンやGraduate Programに必要なもの

 

インターンやGraduate Programで必要となるものをまとめて見ました。

 

CV / Cover Letter
Academic transcript
Visa Grant Notification(学生ビザか卒業ビザ)
Test results by an Australia Government approved test provider、IELTSなど

 

英語力を上げるのが大変になっていくと思うので、日々の勉強が大切ですね。

 

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オーストラリアにある日系企業のインターンも狙ってみる

オーストラリアにある日系企業のインターンやGraduate Programを狙ってみるのもいいです。

やはり、英語と日本語スキルが活かせるし、企業文化も理解しやすいので狙い目かと感じます。

 

例えば、Asahi AustraliaはCQ Universityでインターンのホスト企業もやっていたので、インターンができないか調べてみるのもいいです。

 

企業のホームページからCareersで探してみたり、直接問い合わせてみるのもいいですね。

Asahi Australiaのリンク

 

あとはオーストラリアで使われている求人サイトで以下のようなキーワードでインターンを探すのも良い手段です。

 

Seekで ”Japanese company jobs” のキーワードで探してみる。

Indeedで ”Internship Japanese jobs” のキーワードで探してみる。

Linkedinで ”Japanese company jobs” のキーワードで探してみる。

 

在学中にインターンやアルバイトなどを通して、現地就職につなげることができるかも知れないので、頑張って挑戦するのがいいです。

 

現地就職できたら、移住できる可能性も広がります。

 

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現地にある有料のインターンを使うのもいい

オーストラリア現地にある有料のインターン・プログラムを使うのもいいです。

留学生だとビザの関係上就労できる時間も決められているので、ローカル学生と比べると不利になるし、素早くインターンを決めたい時は有料のインターンを狙うのがいいからです。

僕には留学エージェントをやっている友人がいるので、彼のインターンやボランティアのプログラムを通して仕事経験を積んでいくのもいいです。

詳しくは↓

 

>>> 有料インターンシップの手配はこちらから Hiko留学ネット <<<

 

まとめ

オーストラリア留学から現地就職につなげるには、仕事経験やコネクション(コネ)が必要なので、インターンを通して経験と知り合いを作っておくのが大切です。

応募するだけなら無料なので(リサーチは大変ですが)、たくさん応募して在学中から仕事経験を積んでいくことをオススメします。

今回は、これで失礼いたします。

皆様のオーストラリア留学が上手くいきますように。。\(^_^)/