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オーストラリアの大学院を卒業すれば現地就職できるチャンスがある

オーストラリアの大学院を卒業すれば現地就職できるのかな?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

こんにちは、たつやです。

 

オーストラリアの大学院を卒業後、現地就職しました。

 

この記事で分かること

大学院から現地就職できるチャンス
新卒なら日本で就職したほうがいい
大学院に留学するメリットについて

 

上記について解説していきます。

 

この記事が、将来オーストラリア留学から現地就職を目指している人の参考になれば幸いです。

 

オーストラリアの大学院から現地就職のチャンスがある

オーストラリアの大学院を卒業後は、現地就職できるチャンスがあります。

Temporary Graduate Visa (Subclass 485) という卒業ビザを使えば、現地就職につなげることができるからです。

 

そして具体的な期間は下記になります。

 

Post-Study Work stream(下記の学士・修士・博士後の卒業ビザ期間)
大学で2年
大学院で3年
博士課程で4年

Second Post-Study Work stream(卒業ビザ期間の延長)
地方都市の大学院で1~2年の延長可能

 

さらに卒業ビザの変更が2022年10月に発表されると、この期間もさらに延長される可能性があります。例えば、学士が4年、修士が5年、博士が6年という感じです。

この変更があり次第、このブログ記事をアップデートしていきます。

 

現在でも大学院を卒業後は、3年間の卒業ビザがもらえて、その期間はフルタイムで就労できるので、大学院で学んだ専門性を使って、仕事経験を積んでいくことができるのです。

 

上手くいけば、そこから永住権につなげることもできるので、現地就職したい方にはチャンスなのです。

 

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卒業ビザで働く前に、大学院でやった方がいいことがある

大学院を卒業する前に、やった方がいいことがあります。

例えば、下記です。

 

良い成績を目指す ⇒ インターンシップや現地就職で有利
バイトでネットワークを広げる ⇒ コネを利用して現地就職の可能性を広げる

 

ぶっちゃけた話、永住権を持っていないと現地就職はかなり難しいです。

 

だから、留学生は在学中になるべく良い成績を取って、インターンシップGraduate program前もって仕事経験を積むのが大切なのです

 

有名企業の経歴は、その後の就活にも有利になるからです。

 

また在学中からバイトでコネを作って、ネットワークを広げることも大切です。

 

僕が大学院にいた時は、現地企業の受付でバイトをしていて、そこで同僚や上司と仲良くなり、職場で知り合いが増えて、ネットワークが広がっていきました。

 

大学院を卒業する頃に、社内で経理アシスタントの求人募集があり、同僚や上司に推薦してもらい、正社員の仕事をゲットする事ができました。

 

オーストラリアでは社内で職種を異動することも多く、そこにはチャンスがあるのです。学生の受付バイトと経理の仕事は全く関係ないですが、異動できるチャンスがあるので、取りあえずは大きめのローカル企業を目指すのがいいです。

 

インターンシップやバイトも、就職活動する前にできることなので、ここで仕事経験やコネを作っておけば、卒業ビザで現地就職できる可能性は高くなります。

 

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参照リンク:インターンシップGraduate program

 

オーストラリアの大学院より日本で就職したほうがいい

オーストラリアの大学院より日本で就職したほうがいいです。

仕事経験がないと現地就職は難しいからです。

だから、日本で一旦、仕事経験や専門性を積んでから、大学院留学そして現地就職を目指すのがいいです。

 

オーストラリアには日本のように新卒一括採用システムがないので、仕事経験が少ない留学生には不利になります。

僕はたまたまバイトで職場のコネがあったので現地就職はできたのですが、本当は経験ない新卒では雇ってくれません。

 

きびしく聞こえたら、すみません。。。もし学生さんで日本の大学卒業後は就職か、海外に留学しようか、迷っているなら、焦らずに、後から留学してもいいかと思います。

 

もちろん、永住権を取りたくて移民ルールが変わる前に学校を卒業したいのであれば、早めに来た方がいいですが、現地就職は大変になります。

 

とはいえ、きびしいだけでなく、朗報もあります。

 

需要のある職種だったら、いけるかも知れません。

 

例えば、看護師や医療系職種はコロナの影響で需要が高くなり、人手不足のため学生でも仕事に駆り出されましたし、IT系の仕事は需要はあります。

バイトでいえば、スーパーマーケットやUber Eatsの仕事も需要が伸び、多くの学生さんが頑張っています。

 

このような需要のある職種で永住権を狙うのであれば、大丈夫(それでも大変と思いますが。。。)かと。

 

それ以外の職種は、もし急がないのであれば、日本の新卒採用で就職、仕事経験を積む、新卒でない方はさらに経験を積んで、オーストラリア留学するのもアリです。

 

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オーストラリアの大学院に行くメリット

留学といえばイギリスやアメリカが有名だけど、

オーストラリアの大学院に留学するメリットもあります。

例えば、下記です。

 

安全な国
就職率が高い
学生ビザで働ける
卒業ビザで働ける
永住権への可能性がある
期間が短い1~2年でもOK
オーストラリア以外の国でも就職しやすくなる

 

ここから深く解説します。

 

安全な国

オーストラリアは日本と同じぐらい安全な国です。

僕はシドニーに18年近く住んでいますが、危険な目にあったことはないです。

アメリカのような銃社会ではないので、いきなり銃で撃たれる心配はないです。

 

就職率が高い

大学院を卒業して4ヶ月以内に正社員の仕事を見つける割合が86.8%です。

意外と高いので、仕事は見つかりやすいです(それでも、留学生はかなり頑張らないといけないけど)。

僕は学生のバイトから正社員になったけど、大学院の周りの友達も仕事はすぐに見つけていました。

参考リンク:QILT

 

学生ビザで働ける

学生ビザで週20時間、ホリデー期間は無制限に働いても大丈夫です。

僕はバイトをして普段の生活費や学費を貯金することが出来ました。

大きな声ではいえませんが、バイトかけもちで現金収入のバイトもやっていました。

 

最低時給がA$21.38なので、かなり稼げます。。。

 

アメリカだとバイトが禁止(学校内のみOK)なので、どうやって暮らすのやら。。謎ですね。

 

卒業ビザで働ける

卒業ビザ(2~3年)という、「何をしてもいい」ビザが申請できます。

これにより学生が働けるのは大きなメリットです。

僕は卒業後いきなり就職してしまったので、この期間は使いませんでしたが。。。当時のビザ申請は楽でした。

 

永住権への可能性がある

これがオーストラリアの大学院(もしくは大学)に行く最大のメリットだと思います。

年々永住権を取るのは難しくなっていますが、地方の大学や州スポンサービザなども考慮すれば、永住権を取得できる可能性はあります。

 

期間が短い1~2年でもOK

オーストラリアの大学院はサマースクールなどを取って、早めに卒業することも出来ます。

僕は夏休みの時期に科目を履修して、通常2年かかるのを1年半に短縮して卒業しました。

大学院によっては1年のところもあります。

 

オーストラリア以外の国でも就職しやすくなる

オーストラリアで就職が上手くいかなくても、近隣諸国で就職できるチャンスもあります。

例えば、シンガポールとかは、英語圏だし海外就職の狙い目だと思います。

僕の同僚もシンガポールで働いてました。

 

もちろん日本に帰って就職もできますが。。どうせでしたら、留学から海外就職を目指した方がいいかと思います。

 

僕の場合はシドニーでMaster of Accounting(修士号)を取得、そして就職してから、永住権を取りましたが、オーストラリアで得た語学力、専門性、仕事経験があれば、他の国で働くチャンスは広がります。

 

オーストラリアの大学院の費用はこのぐらい

ここで気になるのがオーストラリアの大学院の学費です (1AUD = 92.00 Yen)。

一番安い大学院の費用は年間で$26,600 (約245万円)

コースは2年だから約490万となります。

 

大学院にも奨学金の制度があるので、それを使えばさらに安くなります。

 

ちょっと高いと思ったかも知れませんが、在学中にバイトをして、生活費や学費も稼ぐことができます。

とくに学校のホリデー期間中は、多くの学生がフルタイムでバイトをしていて、貯金しています。

 

僕の場合も常にバイトをして学費や生活費を補っていました。

大変ですが、出来ないことはないです。

 

参考リンク:University Reviews

 

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まとめ

オーストラリアの大学院からの現地就職、留学のメリットについて書きました。

留学生は卒業ビザで働けるけど、現地就職に繋げるなら、インターンシップやバイトを頑張って、経験を積んでから現地就職に挑戦するのがいいです。

そしてもし、日本で就職か留学で迷っているなら、新卒採用で就職、仕事経験を得てから、オーストラリアの大学院に留学するのもアリだと思います。

色々と書きましたが、今回はこの辺で最後にします。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。