海外就職

オーストラリアで就労ビザを取得する条件と大切なこと【ワーホリや留学の後に】

オーストラリアで就労ビザを考えているけど、ビザ取得の条件とか何が大切なのかな?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

こんにちは、たつやです。

 

オーストラリアで働いて人生が変わりました。

 

だからチャンスがあれば皆さんにも働いて欲しいのです。

 

きっと日本とは違った働き方で色々と経験も積めるし刺激にもなります。

 

もし将来的に「オーストラリアで働いてみたい!」と考えている方は、何かしらの就労ビザが必要なので、今回はオーストラリア就労ビザの種類や条件について解説していきます。

 

この記事がオーストラリア現地就職そしてさらに移住を考えている方の参考になれば幸いです。

 

またYouTubeでも熱く語っているので、動画も観ていただけたら幸いです。

オーストラリア就労ビザを取得する条件と大切なこと

まずは就労ビザの種類や条件を知ることが大切なので、就労ビザの種類や条件について解説していきます。

 

下記が就労ビザの種類です。

 

短期就労ビザ
中長期就労ビザ
労働協約の就労ビザ

移民局サイト:TSS – Temporary Skill Shortage s482

 

今回は、この中でもとくに関係する短期就労ビザと中長期就労ビザについて解説していきます。

 

(ちなみに労働協約の就労ビザは雇用主がオーストラリア政府と労働協約を締結していることが条件なので、かなりまれなケースなので割愛させていただきます。)

 

短期就労ビザの条件

短期就労ビザはS482のShort-term stream(Short-Term Skilled Occupation List – STSOL)です。

 

例えば、下記の条件です。

 

最大2年就労できる
◦ビザ代は1330ドル(約12万円ぐらい)
◦職業リストにある職業(216以上ある職業 – STSOLから
 →例えば、パン職人、料理人、ウェブデザイナー、かわら職人など
◦最低でも2年の関連した仕事経験が必要
◦職業上必要な場合は関連するスキルチェックを受ける
◦承認された企業でないといけない(ない時は雇用主が申請する)
◦スポンサー企業のために働く
◦英語力はあるか(IELTS5.0 O.A)

 

さらに。。。

 

年齢制限ない
健康保険がある
ヘルスチェック(健康である証明書)
日本のポリスチェック(無犯罪証明書)

 

さらに雇用主側としては下記の条件もあります。

 

2023年7月1日から就労ビザの最低年収が5万3900ドルから7万ドル(年収約650万円)に変更。よって雇用主は給料を上げる必要があるのです参考リンク

 

就労ビザの条件の中で大切なのは、2年以上の関連する仕事経験と英語力です。

 

例えば、僕の友達もシェフとして日本で十分な仕事経験(10年ほど)があり、シドニーにある日本食レストランから就労ビザのスポンサーになってもらいましたが、英語力(IELTS5.0)を上げるのに苦労していました。

 

だから前もって英語力をつけてから、ワーホリなどを利用して、その後に就労ビザを狙っていくのがいいです(もちろん仕事経験も大切ですが)

 

ちなみに短期就労ビザの職業リストは全部で216以上の職業があるので、興味がある方は調べてみるのがいいです(過去ブログ記事を参考に貼っておきます)。

 

もしかしたら日本で十分な仕事経験(シェフや料理人など)があって、職業リストに載っていれば、就労ビザのチャンスもあります。

 

【オーストラリア】短期就労ビザの職業リストから永住権につなげよう先日オーストラリア移民局から発表があり、これからは短期就労ビザからでも永住権につなげるようにするとありました。そこで今回はどんな職業が短期就労ビザにつながっていくのか解説していきます。もし将来的にワーホリから現地就職、そして短期就労ビザを狙っている方はこんな職業で就労ビザをゲットできることが分かります。...

 

中長期就労ビザの条件

中長期就労ビザはS482のMedium-term stream(Medium and Long-term Strategic Skills List – MLTSSL)です。

 

例えば、下記の条件です。

 

最大4年就労できる
◦ビザ代は2770ドル(約25万円ぐらい)
◦職業リストにある職業(200以上ある職業 – MLTSSLから)
 →例えば、正看護師、プログラマー、会計士、シェフ、エンジニアなど
◦最低でも2年の関連した仕事経験が必要
◦職業上必要な場合は関連するスキルチェックを受ける
◦承認された企業でないといけない(ない時は雇用主が申請する)
◦スポンサー企業のために働く
◦英語がある(IELTS5.0 O.A)

 

あと、下記の条件は短期就労ビザと同じです。

 

年齢制限ない
健康保険がある
ヘルスチェック(健康である証明書)
日本のポリスチェック(無犯罪証明書)

 

ちなみに中長期就労ビザでは200以上の職業からなる職業リストがあるので、こちらも興味がある方は調べてみるのもいいです(過去ブログ記事を参考までに貼っておきます)。

 

もしかしたら日本での仕事経験がそのまま就労ビザにつながる可能性もあります。

 

オーストラリアで永住権につながる職業リスト【専門スキルが有利】オーストラリアで永住権を取るのは簡単ではないけど、不可能ではないです。僕はその可能性を信じて、大学院で会計の勉強、そして会計士で永住権を取得しました。今回、この記事では永住権につながる職業リストを紹介しています。そして、この記事が将来オーストラリアで永住権を取得したい人の参考になれば嬉しいです。...

 

就労ビザで家族やパートナーも呼ぶことができる

さらにSubsequent entrant(家族やパートナーのビザ)をつかえば短期就労ビザも中長期就労ビザでも扶養家族のメンバーやパートナーを呼ぶことができます。

 

例えば、下記の条件です。

 

扶養家族のメンバーやパートナーであること
スポンサー企業も同意する必要がある
AUD 1330ドル(12万円ぐらい)
年齢制限ない
健康保険がある
ヘルスチェック(健康である証明書)
日本のポリスチェック(無犯罪証明書)

参考リンク:Subsequent entrant

 

就労ビザから永住権につながるビザ

オーストラリア就労ビザから永住権につなげることができます。

 

例えば、下記のようなビザになります。

 

就労ビザから永住権(Subclass 186 – Employer Nomination Scheme visa

 

もしくは Regional Sponsored Migration Scheme(subclass 187)につなげることもできるので、将来的にオーストラリア移住を考えている方には良い選択肢ですね。。\(^_^)/

 

まとめ

今回は、オーストラリア就労ビザの種類と条件ついて解説していきました。

 

やはり大切なのは、関連する職業の仕事経験が最低でも2年、あと英語力(IELTS 5.0)です。

 

仕事経験があっても就労ビザのスポンサー企業を見つけられないこともあります。

だから、仕事探しは決して楽ではないですが(職業にもよりますが、、)、そこは気合を入れて頑張っていくのがいいです。

 

そして、職業リストで自分の経験に近い職業を選んで就労ビザを狙っていくのがいいです。

 

Short term (短期就労ビザで216以上の職業ある職業リスト (Short-term Skilled Occupation List – STSOL)

Long term (中長期就労ビザで200以上の職業ある職業リスト( Medium and Long-term Strategic Skills List – MLTSSL)

 

ということで、今回はここで失礼いたします。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。