こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
転職して現地企業3社を経験、面接も次第に上手くなっていきました。
とはいえ、同じ会社の面接に2回落ちたこともあり、もう嫌になった時期もあります。
失敗もしたけど成功もした。だからオーストラリアの就職面接には、経験はあるほうだと思います。
今回は、そんな僕の経験も踏まえて、オーストラリア就職の面接について解説していきます。
この記事が将来オーストラリア就職を目指す人の参考になれば幸いです。
オーストラリアの就職で面接はマジ大事です
当たり前ですが、面接が上手くいかないと採用されないからです。
僕が面接を受けた時もそうです。
面接終了後、面接官からのフィードバックがショックだったのを覚えてます。
「僕には自信がないように見えた」と言われました。。。
だからダメだった、とのこと。
仕事経験やスキルは十分にあったけど、面接で上手く伝えることができなかったからです。
この面接で学んだのは「十分な仕事経験があっても落とされる」と言うこと。
だからオーストラリアの面接では下記のことに注意するのも大切です。
熱意を伝える
自分を売り込む
質問にきちんと答える
自分のスキルで会社に何が貢献できるか
ここから深く解説します。
熱意を伝える
控えめはダメ。大きな声でハッキリと話すのが大事です。
熱意を伝える=恥ずかしい
とかは忘れる必要があります。
面接官も人間なので、ここは泥臭く自分の熱意を伝えるのが大事です。
自分を売り込む
少しぐらい盛るのはいい。オージーは自分をアピールするのがすごく上手いです(もちろん英語がネイティブなのもありますが)。
仕事内容を少しぐらい盛るのはいいので、面接という時間を使って自分をアピールするのが大事です。
質問にきちんと答える
緊張して焦らない。これは僕の経験談、分からない質問をされて緊張して焦って早口になってしまった事があり、落ち着いてきちんと質問に答えるのが大事です。
英語はゆっくり、ハッキリとです。
あとはしゃべり過ぎないで面接官の話もキチンと聞く。
自分のスキルで会社に何が貢献できるか
オーストラリアの企業は即戦力が欲しいので、自分の仕事経験がどうして応募する求人にふさわしいのか、
具体的にどのように会社に貢献できるのか伝えるのが大事です。
面接はパフォーマンスみたいなもの、自分を上手くアピールして勝ち取るのです。
ライバルはインド人や中国人そしてオージーと自分をアピールするのが上手い強者達、
普通に面接していたら勝ち取れません。。。
とくに新卒の方は中途採用組と同じ面接を受けるので、どうしたって経験がある中途採用組の方が有利。
面接のパフォーマンスで勝ち取るしかないです。
パフォーマンスを上げるために、友達やパートナーと面接の練習をしたり。実際の面接で勝負して経験値を上げていくしかないです。
同僚はリアルな面接で練習するために、わざと求人に応募して面接をしていました。
そんなことも可能ですが。。。まあ、やり過ぎは良くないですが、、(汗)
オーストラリアの面接でよく聞かれる質問
少し長くなりますが、ここからはオーストラリアの面接でよく聞かれる質問について解説していきます。
面接の練習用にもなるので、下記の質問にスラスラと答えれるようならOKかと思います。
Behavioural questions(行動質問)
「仕事で優先順位が変わった時にあなたがとる行動を教えてください」
「職場で自発的に取った行動を説明してください」
面接官は、これは職場でどのような行動をとるのか考察しています。
この質問を想定して、過去の行動を思い出して、面接に備えるのが大切です。
Situational questions(状況質問)
「締め切り日が同じで、いくつかの仕事をやらなければならない時、どのようにして仕事を成し遂げますか」
これは問題が発生した時、どのようにして対処するかを考察しています。
ここでは会社にとって、メリットになるように答えるのが大切です。
Competency/ability questions(適格性・能力質問)
「あなたの長所は何ですか」
ここでは長所は3つぐらい上げて、それらの長所がどんな風に会社に貢献したのか説明して下さい。
ここでも会社にとってメリットになるように答えるのが大切です。
Communication questions(コミュニケーション質問)
「同僚はあなたについてどのように説明すると思いますか」
ここではあなたの対人能力や人柄、そしてチーム内で上手くやっていけるかを考察しています。
Salary questions(給与に関する質問)
「希望の年収はいくらですか」
ここでは前もってリサーチして、自分の市場価値を調べておく必要があります。
もし仮に給料よりも仕事経験が欲しいなら、仕事に対する熱意をきちんと伝えるべきです。
とはいえ、ほとんどの場合は、転職エージェント経由なので給料は前もって分かっていると思います。
その他の面接のヒント
面接終了後に、エージェント経由で面接官にフィードバックをお願いするのもいいです。
僕もフィードバックで「自信がないようにみえた」と言われ、ショックでした。。。
次回は、自信があるように挑戦します。。。ファイト!!
Source: seek
オーストラリアの就職はレジュメとカバーレターが重要
レジュメとカバーレターがダメだと、面接にも呼ばれないからです。
最初の頃は、経験不足でレジュメもカバーレターも上手く書けないし、職歴が少なかったこともあり、エージェントに見向きもされませんでした。。。(悲)
とはいえ、経験を積んでいき、ググったりしてレジュメとカバーレターの書き方も覚えて、今ではだいぶ良くなりました。
オーストラリアでよく使われるLinkedInを参考にすると、
レジュメは下記のポイントが大事です。
Career ObjectiveよりProfessional Summary
レジュメの上の方に位置するのですが、そこにはキャリアの目的(Career Objective)より、実績を短くまとめてアピールする(Professional Summary)ほうがよいのです。
あとProfessional Summaryは応募する仕事によって変えていくのが理想です。
ここではただのキャリアの目的を書くのではなく、自分をアピール(Elevator pitchと言います)することが大事です。
レジュメはマーケティングツールとして考える
レジュメはただ単に職歴や学歴のリストではなく、マーケティングの武器として使うべきです。
いかにエージェントや企業のHRの目に留まるか、それを基準にして作るべきです。
カバーレターの場合も同じで自分をアピールするツールとして考えるのが良いです。
どうやったらリクルーターやHRの目に留まるのか考えるのが大事です。
レジュメやカバーレターは求人別にカスタマイズする
一つのレジュメやカバーレターで多くの求人に応募する人がいるけど、分けた方がいいです。
それぞれ応募する求人に対して適した職歴だけをレジュメに書くとか、会社名が分かっているならカバーレターで経営理念の「ある部分」に同感したとかアピールもできます。
バイトでもいいから過去の関連した職歴を書く
オーストラリアでは雇用形態に関係なく、バイトでも立派な職歴になるので応募する求人に関連性があるならレジュメには書くべきです。
例えば、僕は学生時のバイトでホステルの受付で働いてましたが、Back officeで事務職も携わっていたので、その経験のことはレジュメにもしっかりと書いています。
スペルやグラマーのエラーなしを心がける
英語がネイティブでない僕らには難しいですが、大学にある就職課とかにレジュメやカバーレターをチェックしてくれる人がいると思うので、Proofreading(校正)してもらうべきです。
学生でなければ、友達のネイティブに頼むか、無料のツール、Grammarly でチェックするのもよいです。
最終兵器はプロにリライトを頼む
レジュメやカバーレターのリライトをプロに頼むのもいいです。
値段はAUD$50~$400ぐらいで、Successful Resumeがオーストラリアでは有名です。
サービスはレジュメやカバーレターだけでなく、面接のコンサルなどもあるので、さらなるキャリアアップを目指す人にも良いです。
ただ、レジュメが驚くほどプロフェッショナルになるので、面接とのギャップに面接官は驚くかも知れません。
これと同時に面接のパフォーマンスも向上するのが大切ですね。。\(^_^)/
Source:Here’s what you should include on your resume
LinkedInも使って就職面接につなげる
オーストラリアではLinkedInも使って就職の面接につなげます。
エージェントがLinkedInを使って候補者を探しているからです。
まだ、LinkedInのアカウントをもっていないのなら、直ぐに作るべきです(無料なので)。
オーストラリアではSeek、Indeedのような求人サイトと並んで、LinkedInもよく使われています。
僕も使っていますが、エージェントから「面接をしたい」と言うメッセージがたまに届いたりします。
LinkedInのプロフィールを見て、候補者になりそうだと連絡がくるのです。
もしくは企業のHRがプロフィールを見て直接連絡する場合もあります。この場合だとエージェントを通さないので、時間短縮になり雇用者との直接面接になります。
求人サイトのように自分から仕事を探しにいくことも出来ますが、しっかりした仕事経験がプロフィールにあれば、エージェントからのヘッドハンティングも十分にあります。
同僚からも仕事情報がLinkedIn経由で届くことがあるので、SNSのような感じで使うこともできます。
面接につながるチャンスも増えるので、LinkedInを利用しない手はないです。
先日こんなツイートもしました。
就職エージェントとは良い関係を保つのも大切
求人募集に応募してエージェントと面接が終わった後
LinkedInでメッセージ送ってお礼を言って繋がっておく
時にはメッセージ送って求人のアップデートを聞くエージェントも人だから何かあれば教えてくれる。
エージェントとは良い関係を築くのが良い。— Tatsuya@シドニーの会計士 (@tatsuya_maeda) June 4, 2020
エージェントとよい関係を保つのも大切なのです。
きっと次につながる転職情報も教えてくれますよ。。\(^_^)/
まとめ
オーストラリア就職で面接は大事です。
熱意を持って自分をアピールする、会社に貢献できることを伝える必要があります。
面接に繋げるためにはレジュメやカバーレターなどでアピールして、リクルーターの目に留まることが大切です。
LinkedIn経由で面接に繋げることも出来るので、アカウントを持ってない人はこの際に作ってみてはどうでしょうか?
色々と書きましたが、今回はこの辺で最後にします。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。