こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
先日こんなツイートをしました。
豪の就労ビザに関する発表があり永住権へのチャンスが広がりますね。就労ビザ(一時的技能不足ビザ)でも永住権プログラムにつなげる(2023年末までに)、7月1日から就労ビザの最低年収を7万ドルに引き上げる (10年間上がってない)。例えばワーホリから就労ビザ、そして永住権への道も見えてくる。
— たつや🇦🇺海外就職 (@tatsuya_maeda) April 27, 2023
そうなんです。これから、オーストラリアの移民制度が大きく変わっていきそうなのです。
ということで、今回はオーストラリアの移民制度の何が変わっていくのか?短期就労ビザから永住権につなげるのはチャンスなのか?について解説していきます。
この記事が将来的にオーストラリアで就労ビザを取得して永住権を目指している方の参考になれば幸いです。
なおYouTubeでも熱く語っているのでご視聴頂けたら幸いです。
目次
オーストラリアで就労ビザを取得して永住権を目指そう
オーストラリアで就労ビザを取得して永住権を目指そう!
移民制度が変更になり就労ビザから永住権につながる可能性が高くなるからです。
先日(4月27日)移民局から発表がありました。多くのトピックについて話されていましたが、ここでは重要な2つのことについて解説していきます。
就労ビザについて
最低年収について
ここから解説していきます。
就労ビザについて
今までだと短期就労ビザから永住権を狙うのは難しかったのですが、2023年末までに永住権につながりやすいようにPathway(経路)を作っていくと発表。
この部分です(参照サイト)↓
これにより短期技能職リスト(STSOL: Short-term Skilled Occupation List)に載っている短期的に需要のある職業でも永住権につながるチャンスがあるのです。
例えば、STSOLの職業はHairdresser(美容師)とかです。
スクショでHairdresserのList(こちらです↓)
2年ほどの短期就労ビザで働いている方はチャンスですね。。\(^_^)/
参考サイト(移民局サイト):
就労ビザのTemporary Skill Shortage visa (subclass 482)
職業リストのSkilled occupation list(例えばHairdresserも見つかる)
4月27日の移民局の発表
最低年収について
2023年7月1日から就労ビザの最低年収を$53,900ドルから$70,000ドルに変更。
この部分です(参照サイト)↓
例えば、就労ビザで働いている美容師さんは、最低の年収が7万ドルとなります。
雇用主にとっては大きな出費ですが、、、
とはいえ、過去10年間、就労ビザの最低年収は一度も上昇したことがないので、ようやく引き上げかという感じです。。
物価高のオーストラリアでは嬉しいニュースですね。
シンプルな移民制度になりビザが取りやすくなる?
シンプルな移民制度になりビザが取りやすくなります。
今回の移民局の発表で将来的に変更がありそうな部分はまだあります。
例えば下記です。
ビザの種類を削減
卒業ビザの即日発給
ポイントテストの変更
解説していきます。
ビザの種類を削減
100以上あるビザやビザのサブクラスを削減する計画。
例えば、現在でもs189, s190, s191, s482, s491、、、などなど。。
たくさんの種類があり、とても複雑になっています。
僕は永住権を自分で申請したのですが、今となっては複雑になってしまい、個人で申請するのは難しいかと思うのです。だから一般的には移民エージェントに頼んで申請してもらうのです。
しかし移民制度の変更後は、シンプルになり個人で申請できるようになるかもです(移民エージェントに頼ることなく)。その分、出費を抑えることもできますね。。
卒業ビザの即日発給
卒業ビザの即時発給が提案されているのです。
というのも、これは優秀な学生を早めに確保したいからです
現在ですと卒業ビザを申請してから取得するまでに時間がかかるので、その間に留学生が母国に帰国してしまうよう。
これを防ぐために即日発給にして留学生に就労してもらう計画。
とはいえ、これは根本的に対処できないかもしれません。
留学生が帰国する大きな理由は、永住権の取得が難しいからです。
確実に永住権が取得できるなら、卒業後もオーストラリアに残って現地就職すると、個人的には思っています。
ポイントテストの変更
長期的な経済貢献をするために変更が提案されています。
というのも、永住権の候補者を区別するための校正がされていないからです。
例えば、地方都市で勉強や働けば永住権に繋がりやすいなどがありますが、
実際の候補者の能力とは関係ないことがポイントにつながっているので、これは変更しないとおかしいということなのです。
コツコツと仕事経験を積んでおくのが大切
コツコツと仕事経験を積んでおくのが大切です。
これから移民制度の変更があっても、結局のところ仕事経験が求められるからです。
例えば、SeekやIndeedのような求人情報サイトを見ても、「未経験者でもOK!」という求人はあまりなくて。あってもセールスのお仕事で、ローカル学生やローカル社会人を求められることが多いですし、ネイティブ並みの英語力が必要なのです。。
例えば、下記の求人(最低5年の仕事経験が必要)
そして、多くの求人は経験重視で関連した仕事経験を求められるので、コツコツと仕事経験を積んでおくのがいいわけです。
僕は会計士として働いていますが、やはりマネジャーが採用する時は「即戦力」になるかないかで合否を決めます。
僕が大学院を卒業して仕事を探していた頃は、「経験重視」の求人ばかりで、「新卒の新人はいらないのかー」、と嘆いたことを覚えています。。
というわけで、少しでも採用に近づけるために、仕事経験を前もって(日本とかで)積んでおくのが大切です。
まとめ
今回は先日(4月27日)移民局からあった発表をまとめてみました。
将来的にオーストラリアで短期就労ビザで働く方は、永住権につながる可能性が高くなるので、狙ってみるのもいいですね。
またこれからも移民制度の変更があると思うので、その際はYouTubeやブログ記事で皆様に伝えていきます。
ということで、今回はこれで失礼いたします。
それではシドニーでお会いしましょう。。\(^_^)/
もし質問等がありましたら、お問い合わせフォームのほうからお願い致します。