こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
海外移住は甘くないけど、オーストラリアに移住して18年になります。
この記事では、コロナの影響によってオーストラリア留学から移住するのに大変なこと、そしてどのように解決していけばいいのか解説していきます。
補足:2022年9月現在
オーストラリアではロックダウンも終わり国境は開いています。
国内の経済も回復が早く、人手不足の影響が出ています。
今でしたらオーストラリア移住を目指すのも良いかと思います。
だから、この記事はあくまでも参考程度にして頂けたら幸いです。。\(^_^)/
先日、こんなツイートもしたぐらいです (2022年8月)。
今がチャンスのオーストラリアだと思う
人手不足で売り手市場
大学院の卒業ビザも延長の3年間
永住権も16万人から20万人の計画
史上初の求人数が失業者数を超えるスキルや経験あれば現地就職するには今がチャンス。ワーホリから直接応募、または留学からの卒業ビザで挑戦するのもいいかと思う。
— たつや🇦🇺海外就職 (@tatsuya_maeda) August 28, 2022
それではさっそく始めましょう!
これからの海外移住は甘くない
コロナの影響もあり外国人を移住させるメリットがないからです
すみません冒頭から暗い現実です。しかし現実を知ってから海外移住を考えたほうがいいかと思って解説しています。
最近のニュース(8月13日)によると、コロナの影響でオーストラリア経済は落ち込んでいて、現在失業率7.5%、将来的には10%近くなる予想です。
失業者の数は42年ぶりの100万人を超えて、かなり深刻です。
豪州の7月の失業率が7.5%となって、12月までには10%になると予想している。つまり10人に1人が失業中。しばらく会ってなかった友達も失業中だった。
挨拶で「最近調子どう?」と聞いて、失業の話になるのが最近の会話のくだり。
今はコツコツと頑張るのが大切😀https://t.co/OnJi6wXPfk
— Tatsuya@シドニーの会計士 (@tatsuya_maeda) August 13, 2020
僕の何人かの友達も失業中で、いつ仕事に復帰できるか分からないよう。
そんな状況下、オーストラリア政府は外国人より自国民を優先するでしょう。
もちろん外国人でも高いスキルがあれば話は別ですが。。。
また海外移住したい留学生に対してのサポートが少ないのも、移住を大変にしている原因です。
例えば
仕事探しも苦戦する
あっても低賃金で働かさせられる
オーストラリア政府からのサポートが少ない
シェアするか迷ったけど、こういう現実も知っておいた方がいいかと思う。留学生の中には『豪州に留学するのを勧めない』という意見もあるよう
低賃金労働をさせられたり
コロナのサポートが不十分などが要因現実を知って初めて準備できる。しばらくは十分な貯金が必要😀https://t.co/mAR9PtKm5X
— Tatsuya@シドニーの会計士 (@tatsuya_maeda) August 17, 2020
留学生だとバイトでレストラン、カフェ、小売り店などの仕事をやることが多いですが、コロナの影響でこれらの仕事がほとんどない状態です。
ジャパレスとかで働けても、おそらくシフトも少なく、最低賃金以下で働くことになります。ジャパレスの最低賃金以下はコロナ以前からの問題ですが。。。
さらに留学生に対するサポートが足りないという意見もあり、永住権の王道である、留学から移住という流れが難しくなっています。
政府からのサポートが少ないから、移民で来たレストラン経営者が留学生に無料で食事を提供することがありました。しかし、そのレストランは悲しいことに潰れました。
上記の理由から、これからのオーストラリアへの移住は甘くないと予想されます。
YouTubeでも熱く語っています、良かったら覗いてみて下さい (2022年9月は状況が違うので参考程度で見てくださいませ)。
海外移住はビザの問題が大変すぎる
ビザがないと暮らすことも働くことも出来ないからです。
僕は大学院で会計を学んで卒業と同時に就職することが出来ましたが、ただ条件として永住権が取れることが前提でした。
幸運にも永住権が取れたので良かった、取れなかったらクビになっていました、、、(汗)
このようにオーストラリアの大学や大学院を卒業後に就職活動して、真っ先に聞かれるのは
『就労ビザ(永住権)があるかどうか?』です。
留学生は国内の学生(オージー)とは違い、この永住権がないことで仕事探しに苦労します。
企業によっては卒業ビザで働かせてくれて、あとでスポンサーになってくれる企業もあります(そこから永住権申請に繋げる)。
しかし同じ学校を卒業して能力も同じぐらいの留学生と国内の学生がいたら、やはりビザの問題がない国内の学生を採用するのが確実です。
さらに景気が悪ければ企業がわざわざスポンサーになることも難しくなってきます。
暗い現実ですが、だからオーストラリアへの移住はビザの問題が大変すぎるのです。
海外移住するには戦略的に行動するのが大切
戦略的に行動するほうが移住に繋がりやすいからです。
僕自身、オーストラリアにワーホリで来て、最初はバックパッカーズの受付で働き、その後は経験を活かして、ホステルの受付やBack officeで働いてさらに仕事経験をつけて、
職場でもネットワークを広げていって、その後は経理部のアシスタントのポジションをゲットしました。
つまりは、ワーホリや留学だからといって、仕事経験やネットワーキングをやらないのはもったいないです。
オーストラリア移住を目指すなら早い段階からこの二つをやる事が大切です。
留学・移民エージェントと相談するのも大切ですが、具体的に需要のある職業リスト
の中からどんな職業で移住するかを考えます。
詳しく知りたい方は、需要のある専門職や職業リストについての記事は下記です。
これはワーホリ中でも学生時のバイトでも使えるのですが、
もし選んだ職業がオフィス系だった場合、例えば会計士やエンジニアとかだったら、オフィス系の仕事(バイトも含めて)を探します。
それが難しかったらカスタマーサービス系の仕事、スーパーマーケット、受付、小売店などから始めて、職場内のコネを利用してBack officeの仕事に異動していくことも挑戦します。
そこでBack officeの仕事から自分の希望する部署、例えば経理やIT部署などでポジションの空きがないか聞いたり調べたりするのが大事です。
会社の規模はできたら中企業、もしくは小企業で働いてから、転職して中企業で働く。もし大企業だったら更にいいです(履歴書の見栄えが良くなるから)。
中企業以上だったら経理部、IT部、マーケティング部など自分の希望する部署があるはずだから、うまく内部に入って働けたらラッキーです。
それと同時に、普段から職場内で明るく積極的、意図的に話しかけて好印象をもってもらう。
例えばバイト先で同僚や上司と話して、さらに違う部署の同僚とも話して、ネットワークを広げていき、仕事のチャンスがないか聞いたりする努力も必要です。
このように普段から戦略的に動いて、ようやく就職から移住に繋がるかどうかという感じです。
あとは下記のことも良いかもしれません。
景気が良くなってから移住に挑戦する
その間に英語力の向上
需要のある職業の勉強をする
日本で仕事経験3年ぐらいつける
参考記事によると、当分はオーストラリアの国境は開かないと言われているので、恐らくは2021年入ってからです。
今できる事、例えば会計だったらUS CPAや経理の勉強やってみる、経理部で経験を積むとかです。
日本で培った英語力+専門スキル+仕事経験をオーストラリアの仕事探しに役立てることも大事です。
コロナの影響でオーストラリア移住は甘くないかもですが、戦略的に行動すれば道は開けます。ファイトです!!
これから留学やワーホリするなら出来る限り準備したほうがいい
十分な貯金⇒仕事探し苦戦する可能性高い
英語力⇒日系だけでなくローカルの仕事も探す
仕事経験⇒飲食店やオフィス系の経験まだ先になると思うけど、コツコツと日本で頑張るのがいい。今準備しておけば、こっちで余裕もって生活できる
— Tatsuya@シドニーの会計士 (@tatsuya_maeda) August 18, 2020
僕は以前に海外就職の方法やビザに関してのブログ記事を書いたので、良ければ参考にして下さい。
参考記事:
まとめ
2022年9月現在、オーストラリアはコロナと共に生きることで経済を回復。ただ、人手不足が深刻で、まさに当時とは逆になっております。
結局のところ、2020年、2022年でも大切なことは変わらないのです。
英語力+専門スキル+仕事経験を日本で培って、海外で挑戦するのも選択肢だと思います。
色々と書きましたが、今回はこの辺で最後にします。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。