海外就職

就労ビザのスポンサーの話し【オーストラリア就職】

就労ビザをスポンサーできる企業とスポンサーできない企業があるらしい?どうやったらスポンサーできる企業を見つけることができるかな?

 

こんな疑問に答えていきます。

 

こんにちは、たつやです。

 

今回は下記の内容でいきます。

 

スポンサー企業の見つけ方
就労ビザの条件とは
スポンサーの条件とは

 

将来オーストラリアで働きたい方、就労ビザを考えている方の参考になれば幸いです。

 

なおYouTubeでも解説しているので、興味のある方はご視聴していただけたら幸いです。

スポンサー企業の見つけ方

例えば、下記の方法でスポンサー企業(雇用主)を見つけれます。

 

求人サイトを使う
Labour agreementを使う

 

詳しく解説していきます。

 

求人サイトを使う

スポンサーになってくれる企業(雇用主: Approved sponsor)はどうやって見つけるか?

 

最初はオーストラリアで使われる求人サイトを使うのがいいです。

 

例えば、SeekIndeedJoraの検索のところで、Sponsorship visa”と検索

 

もしくは具体的に、シェフでスポンサー企業を狙っているなら、”Sponsorship Chef”と直接ポジション名(Chef:シェフ)を入れて検索するのがいいです。

 

意外にも検索結果がでてきます。

 

Seek

 

 

ここにアプライしていけばいいのです。

 

もう一つの方法としては、スポンサー有無にかかわらず、面接の段階で将来的に就労ビザのスポンサーになってくれる可能性があるかどうかを聞いてみるのもいいです。

 

ここでダメなら、しばらく経験を積んで、そこからスポンサーになってくれる企業に転職してもいいからです。

 

僕の元同僚もそんな感じで転職して、スポンサー企業を見つけることができました。

 

積極的に質問して、行動していくのがとても大切になります。

 

Labour agreementを使う

オーストラリア政府と協定関係にある現地企業を調べて応募してみる方法もあります。

 

オーストラリア国内に適切なスキルある人材がいないため、海外からスキルある人材に来てもらい働いてもらう。オーストラリア政府と現地企業が協定を結んでいるのです。

 

だから、これらの企業は就労ビザのスポンサーになってくれる可能性は高いです。

 

現段階では10の業界があり、そこから細かく企業名に分かれています。

 

例えば、Aged Care業界やレストラン業界などの企業名も載っています。

 

​​​​​​​​List of current labour agreements企業リストから探せます(協定関係のある)

 

10の業界は下記です。

 

広告(Advertising)
高齢者ケア(Aged care)
酪農(Dairy)
漁業(Fishing)
園芸(Horticulture)
食肉(Meat)
宗教大臣(Minister of Religion)
雇用(On-hire)
豚肉(Pork)
レストラン – プレミアムダイニング(Restaurant – premium dining)

 

気になる業界がある方は(経験ある方は)、上記のリンクから企業も調べることができるので、チェックしてみるのがいいですね。

 

オーストラリアの就労ビザから永住権につなげやすくなる?【ビザ変更の話】先日、オーストラリア移民局から「就労ビザから永住権につなげやすくなる」とビザ変更の発表がありました。正式には2023年11月25日から開始ですが、とても良いニュースなので、今回はこのビザ変更点について解説していきます。就労ビザの何が変更になるのか?どんな人が対象となるの?永住権につなげるにはどうするの?将来オーストラリアで働きたい、そこから移住したいと考えている方の参考になれば幸いです。...

 

就労ビザの条件とは

雇用主に就労ビザのスポンサーになってもらうのですが、、、誰でもスポンサーになれるわけではないのです。

 

基本的には政府から承認されたスポンサー(Approved sponsor)でないといけないのです。

 

雇用主はApproved sponsorでなければならない
まだならStandard business sponsorになる

 

そして、Approved sponsorStandard business sponsor(SBS)になって外国人を採用できるのです。

 

SBSになれば
→TSSのスポンサーになれる (s482→就労ビザ)
→Skilled Employer Sponsored Regional (Provisional) visa (s494)のスポンサーも
→スポンサーの期間は5年間(延長可の場合も)

 

そして、Standard business sponsor(SBS)の条件とは

 

雇用主の条件(SBS)

合法的に設立、現在事業を営んでいる(ロスはない)
事業に関して有害情報はない(ブラックリストに載ってない)
差別的な採用活動を行ってない(Fairな職場である)

 

さらにスポンサーする雇用者の条件(働く側です)

雇用者の年収は最低7万ドル
職業は職業リストから(MLTSSLかSTSOLの職業)
スキル・アセスメントはクリアする
英語力(IELTS 5~6以上)
最低2年の関連職務経験
年齢制限はなし

 

となっております。最低年収の7万ドルの条件は職種によっては大変になりそうです。

 

スポンサーの条件とは

雇用主は雇用者をノミネートする前(スポンサーする前)に条件をクリアする必要があります。

 

例えば、

 

Approved sponsorもしくはSBSである
Labour agreementで行う
労働市場テスト(Labour market testing)
給料の条件(Salary requirements)

 

Approved sponsor(SBS)とLabour agreementに関しては上記(就労ビザの条件)を参照してください。

 

労働市場テスト(Labour market testing)

ビザの種類によっては、適切なオーストラリア人労働者が見つからないことを証明する必要があり、現地の労働市場をテストする必要があります。

 

→オーストラリアでの求人広告のテスト
推薦申請書を提出する直前の4ヶ月の間に、少なくとも4週間、そのポジションの広告を出す必要があります。

関連リンク:労働市場テスト

 

給与の条件(​Salary requirements)

給料の条件は下記です。

 

マーケットの給料である
最低年収7万ドル以上

 

オージーと同じフェアな給料でないといけない。移民だから、海外からの労働者だから、といって安い給料はダメというわけです。年収もそのため最低7万ドルとなっています。

 

オーストラリアの物価を考えると、決して高い給料ではないですが、、、

 

ということで、今回は就労ビザのスポンサーについて解説していきました。

 

スポンサーできる企業、スポンサーできない企業、スポンサー企業の見つけ方の参考になれば幸いです。

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。。。\(^_^)/