ねんきん定期便を海外在住者が見てみた。日本は年38万円。豪州の年金はいくら?【オーストラリア年金】
こんな疑問に答えていきます。
こんにちは、たつやです。
先日、日本の自宅に「ねんきん定期便」のハガキが届きました。
普段はあまり見ないのですが、今回は開けてちゃんと見てみました。。。汗
今は日本の年金は払っていませんが、過去には払っていた分があって、
これって将来もらえるのかな?と気になりました。
それに、僕はオーストラリアに住んでいるので、一緒にオーストラリアの年金(Age Pension)も、もらえるのかな?
というか、、そもそも両方もらえるのか?もらったら減るのか?と疑問だったので、調べてみました。
今回の記事では、ハガキの数字を見ながら、日本とオーストラリアの年金について解説していきます。
将来オーストラリアでの老後の暮らしの参考になれば幸いです:)
ねんきん定期便に書かれていた数字
僕のハガキ(令和8年度)には、こう書かれていました。
これまでの保険料の納付額 約274万円
年金の加入期間 204か月(未納の月を除く)
受給資格期間 204か月
65歳からの年金額の見込み 年約38万円
年に約38万円と書いてありました。
日本の老齢年金は、10年(120か月)以上納めていれば、もらう資格があります。
僕は204か月、つまり17年なので、資格は満たしていました。
今は払っていないですけど。。。(笑)
ここで言う、「204か月」は、17年間もらえるという意味じゃなく
僕はてっきり勘違いしていました。
「受給資格期間が204か月って書いてあるから、17年間しかもらえないのかな?」と思ったのです。
でも調べてみると違いました。
204か月は、これまでに保険料を納めた月数のことで、その実績で金額が決まるそうです。
つまり、年金は65歳から一生もらえます。17年で終わりではないんです。面白いなと思いました。
年38万円は、豪ドルでいくら?
1豪ドル=100円で計算すると、年38万円は約3,800豪ドルです。
2週間あたりに直すと、約146豪ドル(為替で金額は変わるので、あくまで目安です)。
オーストラリアのAge Pension、満額はいくら?
次に、オーストラリアのAge Pensionです。
2026年9月からの満額は、こうなっています。
単身 2週間で1,237.70豪ドル(年間で約32,000豪ドル)
夫婦 1人あたり2週間で933豪ドル
これと比べると、日本の年金(約3,800豪ドル)は、満額の約12%です。
小さく見えるかもしれませんが、一生もらえる金額です。
ただ、これはあくまで満額の話です。
実際は、資産テストと所得テストで決まります。
例えば、持ち家で単身の場合、家以外の資産が約33万豪ドルを超えると、減り始めます。基準額も、15年後には今と変わっているはずです。
日本の年金をもらうと、オーストラリアの年金は減る?
ここが気になるところですよね。
結論から言うと、減ることはあります。
というのも、日本の年金は、オーストラリアの所得テストで「所得」として数えられるからです。
ただ、手取りとしては増えます。
基準額は、2週間の所得で、単身が226豪ドル、夫婦は合計で396豪ドルです。
そこまでなら減額はなくて、超えた分が1ドルにつき50セント減ります。
例えば(単身の仮の話です)
僕が67歳になって、他の所得が2週間で200ドルあったとします。
そこに日本の年金が2週間で146ドル入ると、合計346ドルです。
基準の226ドルを120ドルほど超えるので、その半分の60ドルが減ります。
でも、日本の年金で146ドルもらっているので、手取りは86ドル増える計算です。
日本の年金をもらって、豪州の年金が減っても、最大で半分までだから合計では増える
つまり、両方もらったほうがいいわけです。
注意:日本の年金も請求が必要です
ここは注意が必要です。
Age Pensionを請求する人は、もらえる可能性のある外国の年金も、請求する必要があるとされています。
つまり、「日本の年金はもらわない」という選択は、思ったより自由ではないんです。
日本の年金の請求書は、Services Australiaの国際サービスでも入手できます。
ほかにも注意しておきたいこと
見込み額の前提を確認する
50歳以上のねんきん定期便は、「60歳まで加入を続けた場合」の見込み額が書かれていることがあります。
今、日本に払っていない場合は、実際より多い金額かもしれません。
ハガキの説明欄で、これまでの加入実績だけの金額か、確認するのがいいです。
日本に移住する場合は、別の話になる
この記事は、オーストラリアに住み続けて、Age Pensionをもらう前提です。
日本に移住して、半年(26週間)を超えて豪州の外にいると、Age Pensionは、オーストラリアに住んでいた年数に応じて減額されます。
減額がないのは、35年以上の場合です。
税金と為替
税金の扱いは、この記事では触れていません。居住地によって変わるので、別に確認が必要です。
あと、日本の年金は円なので、為替で手元の金額が変わります。
まとめ
今回は、ねんきん定期便を見ながら、日本とオーストラリアの年金について解説していきました。
結論から言うと、日本とオーストラリアの年金は、両方もらえます。かなり嬉しいですよね。
ただ、日本の年金は豪州の所得テストで所得として数えられて、基準を超えた分は半分減ります。それでも、合計では増えます。
これはあくまで僕のねんきん定期便の話なので、目安として見て頂けたら幸いです。個別の判断は、日本年金機構とServices Australiaで確認してください。
みなさんも、ねんきん定期便が届いたら、ぜひ一度、じっくり見てみてください。
それではシドニーでお会いしましょう。。\(^_^)/
内容は、2026年11月時点の公的情報に基づく一般的な情報で、個別の年金のアドバイスではありません。最新の情報は、日本年金機構と、Services Australiaでご確認ください。

